東温市消防本部を受験する方に向けて、面接で問われる前提となる組織研究の材料(本部の特徴・基礎データ・管轄地域の災害リスク・消防課題・重点方針)と、面接本番の流れ・想定される質問・評価の観点を、1ページに整理しました。
東温市消防本部の面接試験では、「なぜ警察官や自衛官ではなく消防官なのか」「なぜ東温市消防本部なのか」「試験区分J・初級消防職として何を担いたいか」といった、試験の仕組みと管轄地域への理解を前提とする質問が想定されます。
東温市職員採用試験の一区分として実施される選考の設計や、管内の地震想定を知っておくことで、どの消防本部にも当てはまる一般論を避け、東温市に固有の事情を踏まえた説得力のある説明がしやすくなります。
ここでの整理を出発点に、東温市消防本部で働くイメージを自分の言葉にしていきましょう。
第1部|組織研究編
東温市消防本部の特徴
本格的な面接対策をはじめる前に、まずは東温市消防本部の全体像を把握しておきましょう(時間のない方はここだけでもチェック)。
- 東温市消防本部は、地域拠点型劇場「坊っちゃん劇場」が立地する東温市を単独で管轄する市町村消防本部である。
- 消防吏員は51人(うち女性2人・令和7年4月1日現在)が在籍し、市内全域の消火・救急・救助・予防をこの陣容で担っている。
- 令和6年中の出動は火災10件・救急1,926件・救助22件で、救急が出動全体の大半を占めている。
- 管内人口32,673人に対し高齢化率は32.5%、75歳以上人口の割合は18.2%である(住民基本台帳ベース・令和8年1月1日現在)。
- 消防職の採用は、東温市が実施する「東温市職員採用試験」の試験区分「J 初級消防職」として、A上級行政職Ⅰから同区分までの10区分の一つに位置づけられている。
- 愛媛県が令和7年9月2日に公表した地震被害想定調査の中間報告では、東温市は震度6強を想定される市町の一つである。
東温市消防本部の基礎データ
面接に向けた組織研究では、厳密な統計値等を大量に暗記する必要はありませんが、東温市消防本部のおおよそのスケール感を知っておくことは大切です。
下の表には、東温市消防本部の体制がどれほどの規模なのかが分かるよう、管内人口・年齢構成・職員体制・出動件数を集めました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 管内人口 | 32,673人(住民基本台帳ベース・令和8年1月1日現在) |
| 高齢化率 | 32.5%(同時点) |
| 75歳以上人口の割合 | 18.2%(同時点) |
| 設置形態 | 単独(東温市) |
| 消防吏員数 | 51人(うち女性2人)※令和7年4月1日現在 |
| 火災出動件数 | 10件(令和6年中) |
| 救急出動件数 | 1,926件(令和6年中) |
| 救助出動件数 | 22件(令和6年中) |
管内人口・高齢化率は総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」(令和8年1月1日現在)、消防吏員数・出動件数は総務省消防庁が公表する消防本部別データによります。両者は基準となる時点が異なるため、同じ時点の数値として扱わないでください。(出典:総務省消防庁が公表する消防本部データ|令和7年4月1日現在)
数字から考えられる東温消防の課題
火災10件に対し救急は1,926件と、件数の差は190倍前後に上ります。消防の仕事の大部分を救急対応が占めている実態が、この数字からもうかがえます。
一方で高齢化率は32.5%(令和8年1月1日現在)と、愛媛県全体の34.00%をやや下回る水準にあります。51人という体制で、増え続ける救急需要にどう対応していくかが、日常業務の中心的なテーマになっていると考えられます。
管轄地域の特性と災害リスク
管轄地域の全体像
- 東温市には、地域拠点型劇場「坊っちゃん劇場」が見奈良に立地しており、地域の文化的な拠点の一つとなっている。(出典:坊っちゃん劇場|東温市)
- 愛媛県が令和7年9月2日に公表した地震被害想定調査の中間報告では、県内20市町のうち今治市・宇和島市・新居浜市・西条市・大洲市・四国中央市・西予市の7市が震度7を想定される一方、東温市は震度6強を想定されている。
- 管内人口は32,673人で、高齢化率32.5%は愛媛県全体の34.00%(令和7年度)をやや下回る水準にある。
つまり東温市消防本部は、沿岸の津波リスクよりも、震度6強クラスの地震動そのものへの備えが管轄理解の軸になる本部だと整理できます。「なぜ東温市の消防なのか」を問われたら、まずここから話を起こすと筋が通ります。
南海トラフ巨大地震への備え
前述の中間報告が示す震度6強という想定は、愛媛県内の20市町の中でも決して小さな値ではありません。全国の消防本部の約99%にあたる718本部(6,661隊・令和6年4月1日現在)が緊急消防援助隊に登録されており、東温市消防本部もこの登録本部の一つとして、大規模災害時には広域応援の一翼を担うことになります。(出典:緊急消防援助隊|消防白書)
51人で初動をどこまで担い、どの段階から県内外の応援を求めることになるのかを自分なりに描いておくと、大規模災害について聞かれたときの答えが具体的になります。
東温市の主な消防課題
ここまでの数字と管轄の姿を踏まえると、東温市消防本部が今向き合っている課題が見えてきます。面接で「消防の課題」を聞かれたときの引き出しとして、次の4つを押さえておきましょう。
救急需要への対応
令和6年中の全国の救急出動は771万8,380件となり、搬送人員のうち65歳以上の割合は63.3%を占めています(令和6年中の確定値)。(出典:令和7年版 救急・救助の現況)東温市の救急出動は令和6年中で1,926件と、火災の190倍前後にのぼっており、高齢化率が県平均をやや下回る東温市でも、救急需要への対応は本部の中心的な業務であり続けています。
大規模地震への備え
震度6強という想定を踏まえると、建物倒壊や火災の同時多発など、限られた人員での初動対応が求められる場面が想定されます。前章で触れた緊急消防援助隊としての広域応援体制とあわせて、平時からの備えをどう進めるかが課題です。
人材確保と女性消防吏員の活躍
東温市消防本部の消防吏員51人のうち女性は2人で、割合は約3.9%です。全国では消防吏員168,230人のうち女性は6,386人・約3.8%にとどまっており(令和7年4月1日現在)、国は「令和8年度当初までに5%」という目標を掲げています。(出典:女性消防吏員の活躍推進|消防庁)
東温市消防本部の割合は全国平均とほぼ同水準にあり、この水準を維持しながらさらに多様な人材を確保していけるかが、今後の課題になります。
少人数体制による地域防災力
51人という体制は、消火・救急・救助に予防・防災啓発までを担う規模です。試験案内に救急救命士資格加点制度が設けられていることからも、専門資格を持つ人材を含めて幅広い業務に対応できる体制づくりが意識されていることがうかがえます。
51人という規模では、一人の職員が担う守備範囲の広さがそのまま組織の対応力になります。救急救命士のような専門性と、どの持ち場でも動ける幅の両方をどう伸ばしていくかが、この本部で長く働くうえでの現実的なテーマになります。
重点方針|全国の消防行政の方向性から東温市を考える
東温市公式サイトの範囲では、東温市消防本部が独自に公表する運営方針や基本計画は見当たりません(2026年9月時点)。この章は本部独自の方針文書を紹介するものではなく、消防庁が示す全国的な方向性を、東温市固有の地域特性と重ね合わせて面接準備の物差しにするという組み立てになります。
全国的に進む主な取組
| 取組 | 内容 |
|---|---|
| 女性職員の活躍推進 | 令和7年4月1日現在、全国の消防吏員に占める女性の割合は約3.8%。「令和8年度当初までに5%」という国の目標にはまだ距離がある |
| 緊急消防援助隊としての広域応援 | 令和6年4月1日現在、718本部(全国の約99%)・6,661隊が登録済み。本部の規模を問わず応援出動・受援の体制に組み込まれる |
| 救急需要への対応強化 | 令和6年中の救急出動件数は771万8,380件で過去最多を更新。搬送人員に占める高齢者の割合も高水準が続く |
いずれの取組も、東温市消防本部の実情と無関係ではありません。救急需要は火災の190倍前後という出動件数にそのまま表れていますし、女性吏員2人・全体51人という体制は人材確保の話につながります。
広域応援も、震度6強という地震想定を抱える本部だからこそ受援・応援の両面で意味を持ちます。3つの名前を暗記するより、どれが自分の関心と重なるかを一つ決めておくほうが面接では役立ちます。
POINT|試験の設計をヒントに、自分の考えを整理する
東温市消防本部として公表されている独自の方針文書は見当たりませんが、51人という体制、救急救命士資格加点制度、震度6強という地震想定という3つの事実は確認できています。この3つのうち、どれが自分の関心と重なるかを、面接前に一度整理しておきましょう。
悪い例「人を助ける仕事に憧れているので、東温市消防本部を志望します」
改善例「資格取得を目指して勉強していたときは、毎週の学習計画を自分で立て、進み具合を見ながら計画を調整してきました。東温市消防本部は救急救命士の資格を持つ人を評価する制度を設けていると知りましたので、この経験を活かして専門性を積み上げ、救急の現場を支えられる消防官を目指したいと考えています」
あわせて確認したい公式資料
東温市職員採用試験は10の試験区分に分かれており、消防職の区分を取り違えないよう、試験案内の該当箇所を確認しておく必要があります。
- 東温市職員採用試験の実施予定・試験案内(試験区分「J 初級消防職」の該当箇所)
- 東温市消防本部のページ
- 総務省消防庁が公表する消防本部別データ(吏員数・出動件数)
- 愛媛県の地震被害想定調査(震度・被害想定の詳細)
なお、情報を知っていることと、面接でその情報を使って答えられることは、まったく別の能力です。数字を覚えただけの状態では、深掘りの一言で止まってしまいます。
当研究会では「答えられる形」まで仕上げるためのテキストとして、東温市消防本部専用の面接想定問答集をご用意しています。東温市消防本部の採用面接で問われる可能性がある質問について、「元公務員監修の回答例」「質問の意図」「回答のコツ」「想定される深掘り」などを収録しています。
第2部|面接対策編
東温市消防本部の面接の概要
ここからは、東温市消防本部の面接の形式と流れ、質問の全体像、合否を分ける質問への備え方を、公式資料と当研究会の分析に基づいて整理していきます。
東温市消防本部の面接の流れ
東温市の消防職は、東温市が実施する「東温市職員採用試験」の試験区分「J 初級消防職」です。第1次試験と第2次試験の2段階制で、第1次は教養試験・体力試験・性格適性検査、第2次は作文試験と「主として人物についての個別面接」で構成されます。
第1次試験には救急救命士資格加点制度が設けられています。
| 項目 | 内容(試験区分「J 初級消防職」) |
|---|---|
| 試験の段階 | 2段階。第1次=教養試験・体力試験・性格適性検査、第2次=作文試験・面接試験 |
| 面接の種類 | 個別面接(「主として人物についての個別面接」)。集団面接・集団討論の実施は試験案内に記載がない |
| 面接以外の検査 | 体力試験(第1次試験)。実施予定・試験案内に種目名の記載はなく、公式資料の範囲では種目を確認できませんでした |
| 身体要件 | 視力は両眼で0.7以上(矯正視力可)かつ色覚が正常、聴力は左右とも正常、伝染性疾患のないこと等 |
| 加点制度 | 救急救命士資格加点制度あり(第1次試験) |
注目したいのは、試験結果の通知方法です。総合得点・受験者数・順位・合格最低点の4項目を、第1次試験は受験者全員に、第2次試験は不合格者のみに通知する仕組みが取られています。
年齢要件・居住要件(採用後に東温市に居住できること等)も定められており、他の試験区分との併願はできません。申込みは市のホームページからのインターネット申込みです。(出典:東温市職員採用試験実施予定|東温市/東温市職員採用試験案内|東温市)
上記の試験構成は、東温市が公表する令和9年4月採用の試験区分「J 初級消防職」にもとづくものです。試験の構成・区分・要件等は年度によって異なる可能性があります。受験の際は、必ず最新の受験案内でご自身の区分の内容をご確認ください。
東温市消防本部が求める人材
東温市消防本部が公表する試験案内には、明文の「求める人物像」も配点の記載も見当たりません(2026年9月時点・当研究会調べ)。そのぶん手がかりになるのが、試験そのものの設計です。
性格適性検査を経たうえで、作文と個別面接という2つの人物確認の場を用意していることは、限られた採用機会の中で人物面をていねいに見極めようとする姿勢の表れと読み取れます。
吏員51人という体制では、少人数の職場の中で一人ひとりの役割がはっきりしやすく、救急救命士資格加点制度が設けられていることも踏まえると、専門性を積みながら幅広い業務に対応できる人材が求められやすい傾向があります。応募先ごとに人物像を作り変えるのではなく、自分がこれまで積んできた経験や強みを、東温市消防本部の選考の設計に合わせてどう表現するかを考えてみてください。
想定される質問
面接で聞かれることは7つのカテゴリーに分かれる
当研究会では、全国の自治体・官公庁の面接想定問答を分析し、聞かれる質問を7つのカテゴリーに体系化しています。東温市消防本部の面接も、この見取り図の上で準備すれば、基本的な抜け漏れは防げます。
| カテゴリー | 代表質問 | ここで見られていること |
|---|---|---|
| ① 導入・アイスブレイク | 試験会場までは、どうやって来ましたか? | 緊張をほぐす何気ない雑談に、素の受け答えと会話の自然さが表れます |
| ② 動機・志望 | なぜ東温市消防本部を志望するのですか? | 消防官という仕事と東温市という土地を、自分の言葉で選べているか |
| ③ 自己理解 | あなたの短所(弱み)は何ですか? | 自分を客観視できているか。弱みへの向き合い方に人柄が出ます |
| ④ 経験・行動 | これまでで最も困難だった経験と、どう乗り越えたかを教えてください | 過去の行動の事実。壁にぶつかったときの対処が現場の仕事に通じるか |
| ⑤ 学業・経歴 | 学生時代に力を入れたことは何ですか? | 取り組みの過程を順序立てて説明できるか |
| ⑥ 適性・将来 | 交替制勤務や体力を要する仕事に適応できますか? | 交替制勤務と現場活動を続けるための体力・生活習慣・覚悟 |
| ⑦ 公共性・社会性 | 消防官(公務員)に最も必要な資質は何だと思いますか? | 仕事の公共性への理解と、社会の出来事への当事者意識 |
ここまでの7つは、本部の規模を問わず準備の土台になります。差がつくのは、東温市でなければならない理由まで踏み込めるかどうかです。
合否を分けるのは東温市消防本部に固有の質問
どちらも、試験区分J・初級消防職という選考の枠組みと管轄の実情をどこまで調べたかで、答えの密度が変わる質問です。似た職業と比べたうえでの職業理解と、東温市という土地を選んだ理由の両方を、自分の言葉で結びつけておきましょう。
面接で使いやすい「東温市の事実」を絞り、答え方とセットで整理しました。
| 質問テーマ | 知っておきたい東温市の事実 | 答え方のヒント |
|---|---|---|
| 救急需要への対応 | 令和6年中の救急出動は1,926件で、火災10件の190倍前後(詳細は第1部2章・4章) | 倍率の大きさに触れつつ、限られた人数でどう対応しているかまで話を広げる |
| 大規模地震への備え | 愛媛県の中間報告で震度6強を想定される市町の一つ(詳細は第1部3章) | 想定の数字だけで終えず、広域応援体制への理解も一言添える |
| 試験の設計 | 2段階制で、第2次は作文と「主として人物についての個別面接」。救急救命士資格加点制度がある(詳細は第2部1章) | 選考の仕組みを踏まえ、自分がどう評価されうるかを具体的に語る |
| 人材確保・女性吏員の活躍 | 消防吏員51人のうち女性は2人・約3.9%で、全国平均とほぼ同水準(詳細は第1部4章) | 全国平均に近い水準であることを踏まえ、維持・向上への考えを述べる |
使い方のコツは、4つ全部を覚えることではありません。自分の志望分野に近いテーマを1〜2つ選び、「事実 → 自分の問題意識 → 消防吏員としてやりたいこと」という一続きの話に編んでおくことです。
想定される評価の観点
東温市消防本部は、試験の段階と種目を公表していますが、配点までは明らかにしていません。そのため観点は、公表されている試験の組み立てから読める範囲で整理することになります。
第1次の性格適性検査、第2次の作文試験と個別面接という3つの場面が用意されていることから、一度きりの受け答えではなく複数の場面を突き合わせて人物を見極めようとする設計だと読み取れます。
| 評価の観点 | 面接でどう確かめられるか | 準備のポイント |
|---|---|---|
| 基礎的な性格特性 | 性格適性検査と個別面接の内容に一貫性があるか | 検査結果と食い違う自己PRにならないよう、自分の性格を客観的に振り返っておく |
| 文章での表現力 | 作文試験で、当日出題されるテーマについて筋道立てて書けるか | 過去に出題されやすいテーマを想定し、時間を計って書き上げる練習をしておく |
| 個別面接での一貫性 | 作文で書いた内容と、個別面接での受け答えに矛盾がないか | 作文に書いたことを面接でも同じ熱量で語れるよう、内容を覚えておく |
なお、公務員の個人面接では、ひとつの話題に対して「そのとき、あなたは具体的に何をしたのですか」と2回、3回と深掘りされることが多いです。自分の言葉で細部まで語れる実体験に根ざした答えを事前に用意しておきましょう。
本番までの準備6ステップ
ここまでの内容を、準備の手順に落とし込みます。
- 東温市職員採用試験の実施予定を確認し、試験区分「J 初級消防職」の内容と申込方法を確かめる
- これまでの経験を棚卸しする。学校生活やアルバイト、地域活動から、自分から調べて動いた具体例、周囲と協力した具体例を1つずつ用意する
- 7カテゴリーの代表質問に、それぞれ一言メモで答えを作る
- 組織研究のインプットをする。この記事の前半部分を読み返し、志望分野に近い事実を2〜3個、自分の言葉で説明できるようにする
- 固有質問の材料を対応表から集め、「事実 → 自分の問題意識 → やりたいこと」の一続きの話に編む
- 実際に声に出してリハーサルし、答えるたびに「ここを掘られたら何と返すか」を書き足していく。作文試験に向けて、時事的な話題への自分の考えを短時間でまとめる練習も並行して進める
優先順位に注意
ステップ4〜5の組織研究は、あくまで他の受験生と差をつけるための工程です。時間がない場合は、ステップ2の経験の棚卸しと、その経験を消防の仕事へどうつなぐかという自己分析を優先してください。自分のことを語れない状態で東温市の知識だけを増やしても、面接の評価にはつながりません。
東温市消防本部の選考は作文と個別面接の2段階で人物を確かめる構成のため、書く力と話す力をそれぞれ独立して鍛えておく必要があります。想定問答集の回答例を、自分の経験に置き換えて練習しておくと効果的です。
東温市消防本部の採用面接で出題が想定される質問について、1問ごとに回答例・質問の意図・NG回答までをわかりやすく解説しているので、面接での受け答えをより具体的にイメージできるようになります。
さいごに
東温市消防本部は、消防吏員51人という体制で、坊っちゃん劇場が立地する東温市を支える消防本部です。採用試験は東温市職員採用試験の試験区分「J 初級消防職」として実施され、教養試験・体力試験・性格適性検査のあとに、作文試験と「主として人物についての個別面接」という2段階の人物確認が置かれています。
令和6年中の救急出動は火災の190倍前後に上り、震度6強という地震想定への備えも欠かせません。試験区分J・初級消防職としての選考の流れと、管轄の事実の両方を、面接本番までに自分の言葉で語れるよう仕上げておきましょう。