京都市消防局|論文・作文|過去問まとめ【頻出テーマ・傾向分析つき】
最終更新:
· 消防本部 · 過去問収録年度:2023–2025年度
京都市消防局では、上級・中級の区分で、作文試験が実施されています。「困難や失敗を乗り越えた経験」「他者と協力してやり遂げた経験」「自分らしさや日頃の心がけ」などのテーマが出題されています。
本記事では、京都市消防局・消防官採用試験の作文試験について、試験概要、過去問、出題傾向、対策方法をまとめています。まずは自分が受験する区分の過去問を確認し、自分のどのような経験や姿勢が問われているのかをつかんでください。
作文試験の概要
受験区分ごとの試験形式・文字数・試験時間
以下は、京都市消防局で実施されている主な作文試験の実施条件です。年度により変更される可能性があるため、出願時には必ず最新の受験案内を確認してください。
| 区分 | 形式 | 試験時間 | 文字数 |
|---|
| 上級 | 作文 | 40分 | 600字以内 |
| 中級 | 作文 | 40分 | 600字以内 |
作文試験の過去問
以下に、京都市消防局・消防官採用試験の作文試験の過去問のうち、直近の出題分を、年度・区分別に整理します。まずは受験予定の区分を確認してください。
上級の過去問
- 問題形式:作文
- 試験時間:40分
- 文字数:600字以内
過去問を表示
2025(令和7)年度・6月実施
直近5年間で、自ら問題意識を持ち、その解決のためにチャレンジした経験を、具体的なエピソードを交えて述べてください。
2024(令和6)年度・6月実施
最近5年間で、直面した困難を乗り越えた経験とその経験から学んだことを、具体的なエピソードを交えて述べてください。
2023(令和5)年度・6月実施
直近5年間であなたが最もストレスを感じた出来事と、その出来事にどのように対応したか、具体的に述べてください。
さらに過去問を入手する
中級の過去問
- 問題形式:作文
- 試験時間:40分
- 文字数:600字以内
過去問を表示
2025(令和7)年度・9月実施
「日常生活やこれまでの仕事の中で感じた無駄」について一例を挙げ、それにどのように対処したか具体的に述べてください。
2024(令和6)年度・9月実施
自分らしさが最も出た事柄と、その結果から学んだこと
2023(令和5)年度・9月実施
初めて会う人と接する際、私がいつも心がけていること
さらに過去問を入手する
2022年度以前の過去問について
当研究会では、上級は2014年度以降、中級は2016年度以降の過去問を保有しており、本記事の傾向分析はそのすべてにもとづいています。直近の出題分より前の過去問は、各区分の対策テキストに収録しています。必要に応じてご活用ください。
さらに過去問を入手する(上級)
さらに過去問を入手する(中級)
出題傾向と頻出テーマの分析
京都市消防局の作文試験では、社会課題について論じるのではなく、自分自身の経験を振り返り、そこから得た学びを消防官としての姿勢につなげて考える力が重要です。過去問を確認すると、一定期間の出来事を一つ挙げ、どう対応したかと何を学んだかを述べさせる形式が多く見られます。
上級の出題傾向
- 頻出テーマ
困難を乗り越えた経験、失敗やストレスへの対処、他者との関わりと成長、問題意識を持った挑戦
- 設問の特徴
最近5年間など期間を区切って出来事を一つ挙げさせ、その対応や対処と、経験から学んだことをあわせて述べさせる形式が定番
- 答案のポイント
具体的なエピソードを簡潔に示し、自分が考えて取った行動と学びを明確にする。学びを消防官の仕事にどう生かすかまで述べる
上級の予想テーマ解答例
中級の出題傾向
- 頻出テーマ
他者との協力や意見の違い、失敗や自分を変えた出来事、自分らしさと日頃の心がけ、自分の改善点
- 設問の特徴
自分の経験や日頃の心がけを短い設問で問い、出来事への対処やそこから学んだことを述べさせる形式が多い
- 答案のポイント
短い設問でも問われている要素を確かめ、出来事・自分の行動・学びの順に整理して述べる。人との接し方は具体的な場面で示す
中級の予想テーマ解答例
対策と勉強法のポイント
論点整理・文章構成のコツ
- 消防の仕事に引き寄せる
経験を述べるだけで終わらせず、学んだことを市民のいのちと暮らしを守る消防の仕事や、市民との連携にどう生かすかまで書きます。
- 行動は具体的な場面で書く
「努力した」「工夫した」で終わらせず、どのような状況で、自分が何を考え、どう行動したのかを具体的に示します。
- 40分・600字で構成を決める:40分で600字以内と短いため、出来事・行動・学び・今後の配分を先に決め、エピソードの説明に字数を使いすぎないようにします。
- 上級と中級の問われ方の違い
上級は直近5年間など期間を区切った経験を問う設問が中心です。中級は自分らしさや心がけなど、自分自身を問う設問も多く見られます。
情報収集と組織研究のポイント
京都市消防局の作文対策では、京都市消防局公式HPに加えて、『令和7年度 消防局重点推進施策』を確認しておくことが大切です。特に、「安心安全で災害に強いレジリエントなまち」の実現に向けた市民等との連携による地域防災力の強化や、持続可能な消防体制を支える職員・組織づくりは、他者との協力や困難への対応を問う過去問と結びつけやすい内容です。消防局が目指す姿を知ったうえで経験を選ぶと、学びを消防官の仕事へつなげやすくなります。
本番までの対策フロー
- 受験区分の過去問を読み、作文の形式と問われる経験の種類を確認する
- 重点推進施策を調べ、市民との連携や職員・組織づくりなど経験と関わる点を整理する
- 困難・失敗・協力などのテーマごとに、出来事・行動・学びを短くメモする
- 40分・600字以内で実際に書き、エピソードと学びのつながりを確認する
- 最後に、市民のいのちと暮らしを守る消防官としての姿勢が伝わる表現に整える
作文試験を通じて問われるのは、知識だけでなく、自分の経験を振り返り、学びを言葉にする力です。京都という地域で市民と共に安心安全を支える自分の姿を思い描きながら、これまでの経験をじっくり見つめ直してみてください。焦らず、自分のペースで、丁寧に準備を進めていってください。
(過去問引用:京都市消防局公式HP)
京都市消防局のその他のコンテンツ