長野県警察|論文・作文|過去問まとめ【頻出テーマ・傾向分析つき】

最終更新: · 警察本部 · 過去問収録年度:2024–2025年度

長野県警察では、警察官A・警察官Bの区分で、論文・作文試験が実施されています。凶悪事件や特殊詐欺、サイバー犯罪への対策、自転車に関わる交通事故の防止、警察官に求められる倫理観や資質などのテーマが出題されています。

本記事では、長野県警察・警察官採用試験の論文・作文試験について、試験概要、過去問、出題傾向、対策方法をまとめています。まずは自分が受験する区分の過去問を確認し、治安の課題と警察官としての資質のどちらが問われているかをつかんでください。


論文・作文試験の概要

受験区分ごとの試験形式・文字数・試験時間

以下は、長野県警察で実施されている主な論文・作文試験の実施条件です。年度により変更される可能性があるため、出願時には必ず最新の受験案内を確認してください。

区分形式試験時間文字数
警察官A論文90分1200字以内
警察官B作文60分800字以内

論文・作文試験の過去問

以下に、長野県警察・警察官採用試験の論文・作文試験の過去問のうち、直近の出題分を、年度・区分別に整理します。まずは受験予定の区分を確認してください。

警察官Aの過去問

  • 問題形式:論文
  • 試験時間:90分
  • 文字数:1200字以内

警察官Bの過去問

  • 問題形式:作文
  • 試験時間:60分
  • 文字数:800字以内

2023年度以前の過去問について

当研究会では、警察官A・警察官Bともに2021年度以降の過去問を保有しており、本記事の傾向分析はそのすべてにもとづいています。直近の出題分より前の過去問は、各区分の対策テキストに収録しています。必要に応じてご活用ください。

さらに過去問を入手する(警察官A)

さらに過去問を入手する(警察官B)


出題傾向と頻出テーマの分析

長野県警察の論文・作文試験では、一般的な社会課題をそのまま論じるのではなく、県内の治安や交通の課題を、長野県警察として何をすべきかという視点で考える力が重要です。過去問を確認すると、治安課題への対策を問う設問と、自分の経験や考えを警察官としての姿勢につなげる設問の両方が出題されています。

警察官Aの出題傾向

  • 頻出テーマ
    凶悪事件・強盗等事件、特殊詐欺・サイバー犯罪、自転車関連の交通事故、犯罪被害者等支援、警察官の倫理観
  • 設問の特徴
    事件や情勢を示して長野県警察が推進すべき対策を問う設問と、経験や倫理観、県内の治安上の課題について考えを問う設問の両方が出題される
  • 答案のポイント
    課題の背景と住民への影響を整理したうえで、予防・検挙・被害者支援など警察として取り組む具体策を筋道立てて論じる

警察官Aの予想テーマ解答例

警察官Bの出題傾向

  • 頻出テーマ
    目指す警察官像、警察官に必要な資質・能力、日頃の心掛け、困難を乗り越えた経験、防止したい犯罪や事故
  • 設問の特徴
    自分の経験や心掛け、考える警察官像を述べたうえで、それを警察官としてどう生かし、どう取り組むかをあわせて述べさせる型が中心
  • 答案のポイント
    経験や心掛けは具体的な場面と理由を添えて示し、県民の安全・安心のために生かす姿勢まで一貫して述べる

警察官Bの予想テーマ解答例


対策と勉強法のポイント

論点整理・文章構成のコツ

  1. 長野県の治安課題に引き寄せる
    県内の事件や交通事故の状況を示す設問があります。全国的な話題でも、長野県で暮らす住民の安全・安心にどう関わるかを意識して書きます。
  2. 対策は警察ができる範囲で具体的に:啓発や取締り、被害者への支援など、長野県警察が担う取組を、誰に向けて、どの場面で行うかまで示すと説得力が増します。
  3. 設問の条件どおりに構成する
    挙げる数や述べる順序が指定される設問があります。警察官Aは90分で1200字以内、警察官Bは60分で800字以内に収まるよう構成メモを作ります。
  4. 区分ごとに書き方を変える
    警察官Aは治安課題への対策や倫理観を論じる論文、警察官Bは自分の経験や考えを警察官としての姿勢につなげて述べる作文です。

情報収集と組織研究のポイント

長野県警察の論文・作文対策では、長野県警察公式HPに加えて、『長野県警察運営指針及び令和8年運営重点』を確認しておくことが大切です。特に、運営重点の総合的な犯罪防止対策の推進や交通事故防止対策の推進には、電話でお金詐欺(特殊詐欺)対策やサイバー事案対策、自転車・小型モビリティの交通違反に対する指導取締強化などが含まれ、過去問のテーマと重なります。運営指針の「県民とともにある力強く温かい警察」という言葉も、目指す警察官像を考える際の手がかりになります。

本番までの対策フロー

  1. 受験する区分の過去問を読み、設問の型と頻出テーマを確認する
  2. 運営重点や県内の治安情勢を調べ、特殊詐欺や交通事故など頻出テーマに関わる課題を整理する
  3. テーマごとに現状、警察の取組、自分の経験や考えを短くメモする
  4. 制限時間と字数の上限を守って書き、設問の条件に答えているかを確認する
  5. 最後に、県民とともにある警察官としての決意が伝わる表現に整える

論文・作文試験を通じて問われるのは、知識だけでなく、地域の安全に向き合う姿勢と自らの考えを整理する力です。長野県という地域で暮らす人々の安全・安心を思い浮かべながら、自分の言葉で書く練習を重ねていきましょう。焦らず、自分のペースで、丁寧に準備を進めていってください。


(過去問引用:長野県警察公式HP)

長野県警察のその他のコンテンツ