埼玉県警察|論文・作文|過去問まとめ【頻出テーマ・傾向分析つき】

最終更新: · 警察本部 · 過去問収録年度:2024–2026年度

埼玉県警察では、Ⅰ類・Ⅱ類の区分で、論文・作文試験が実施されています。自転車の安全とヘルメット着用や闇バイト・サイバー犯罪への対策、自分の経験を警察官としていかすことなどのテーマが出題されています。

本記事では、埼玉県警察・警察官採用試験の論文・作文試験について、試験概要、過去問、出題傾向、対策方法をまとめています。まずは自分が受験する区分の過去問を確認し、設問がいくつの点について答えを求めているのかをつかんでください。


論文・作文試験の概要

受験区分ごとの試験形式・文字数・試験時間

以下は、埼玉県警察で実施されている主な論文・作文試験の実施条件です。年度により変更される可能性があるため、出願時には必ず最新の受験案内を確認してください。

区分形式試験時間文字数
Ⅰ類論文60分700字から900字
Ⅱ類作文60分700字から900字

論文・作文試験の過去問

以下に、埼玉県警察・警察官採用試験の論文・作文試験の過去問のうち、直近の出題分を、年度・区分別に整理します。まずは受験予定の区分を確認してください。

Ⅰ類の過去問

  • 問題形式:論文
  • 試験時間:60分
  • 文字数:700字から900字

Ⅱ類の過去問

  • 問題形式:作文
  • 試験時間:60分
  • 文字数:700字から900字

2023年度以前の過去問について

当研究会では、Ⅰ類・Ⅱ類ともに2023年度以降の過去問を保有しており、本記事の傾向分析はそのすべてにもとづいています。直近の出題分より前の過去問は、各区分の対策テキストに収録しています。必要に応じてご活用ください。

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出題傾向と頻出テーマの分析

埼玉県警察の論文・作文試験では、一般的な社会課題をそのまま論じるのではなく、身近な犯罪や交通の課題を警察の対策という視点で考える力が重要です。過去問を確認すると、Ⅰ類では背景と対策など2点を論じさせる形式が多く、Ⅱ類では自分の経験や考えを警察官の仕事に結びつける形式が多く見られます。

Ⅰ類の出題傾向

  • 頻出テーマ
    自転車のヘルメット着用・交通事故防止、闇バイト対策、サイバー犯罪対策、職場のハラスメント防止
  • 設問の特徴
    社会問題を示したうえで2点に分けて論じさせる構成が定番で、問題の背景と警察として必要な対策をセットで問う設問が多い
  • 答案のポイント
    設問の1と2に対応させて段落を分け、背景の分析を踏まえた対策を、取締りや広報啓発、地域との連携など警察が実行できる形で示す

Ⅰ類の予想テーマ解答例

Ⅱ類の出題傾向

  • 頻出テーマ
    警察官として大切だと思うこと、自分の得意なこと、最も努力した経験、ルールとマナーの違い
  • 設問の特徴
    努力した経験や得意なことを述べたうえで警察官としてどういかすかを問う設問と、仕事で大切なことなど自分の価値観を問う設問の両方が出題される
  • 答案のポイント
    経験や考えを一つに絞って具体的に述べ、そこから得た学びを警察官の仕事のどの場面でいかすのかまで結びつける

Ⅱ類の予想テーマ解答例


対策と勉強法のポイント

論点整理・文章構成のコツ

  1. 埼玉県警察の重点施策に引き寄せる:闇バイトやサイバー犯罪、交通事故の設問は、重点施策に並ぶ特殊詐欺対策をはじめとした犯罪対策やサイバー空間の脅威への対処と結びつけて考えます。
  2. 対策は警察ができることで書く
    「意識を高める」だけで終わらせず、取締りや広報啓発、関係機関や地域との連携など、警察が実際に行える取組として具体的に示します。
  3. 2点の設問は配分を決める
    Ⅰ類は2点を問う設問が多いため、1と2に分けて段落を立てます。700字以上900字以内の中で、それぞれの分量を書き始める前に決めておきます。
  4. Ⅰ類とⅡ類の違いを意識する
    Ⅰ類は論文として社会問題と警察の対策を論じ、Ⅱ類は作文として自分の経験や価値観を述べたうえで、警察官としての姿勢につなげる力が問われます。

情報収集と組織研究のポイント

埼玉県警察の論文・作文対策では、埼玉県警察公式HPに加えて、『令和8年基本姿勢・重点施策』を確認しておくことが大切です。基本姿勢には「県民の安全・安心の確保」が掲げられ、重点施策には人身安全関連事案への的確な対処、特殊詐欺対策をはじめとした犯罪対策の推進、交通事故防止対策の推進、サイバー空間の脅威への的確な対処などが並びます。特に、暴力団や匿名・流動型犯罪グループ等の犯罪組織の壊滅は、闇バイトの設問を考える際の手がかりにもなります。過去問のテーマと照らし合わせて整理しておくと、Ⅰ類で対策を論じる際の土台になります。

本番までの対策フロー

  1. Ⅰ類・Ⅱ類の過去問を読み、論文か作文かと頻出テーマを確認する
  2. 基本姿勢・重点施策や県内の情勢を調べ、頻出テーマと関わる課題を整理する
  3. テーマごとに現状・対策・自分の考えを、Ⅱ類は経験と学びを短くメモする
  4. 60分・700字以上900字以内で実際に書き、設問の各点に答えているか確認する
  5. 最後に、県民の安全・安心を守る警察官としての姿勢が伝わる表現に整える

論文・作文試験を通じて問われるのは、知識だけでなく、社会を見つめる目と自らの考えを整理する力です。埼玉県という地域の安全を支える一人として何ができるのかを、過去問と重点施策を手がかりに考えておくと、本番でも自分の言葉で書けるようになります。焦らず、自分のペースで、丁寧に準備を進めていってください。


(過去問引用:埼玉県警察公式HP)

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