北海道警察|論文・作文|過去問まとめ【頻出テーマ・傾向分析つき】

最終更新: · 警察本部 · 過去問収録年度:2024–2025年度

北海道警察では、警察官A・警察官Bの区分で、論文・作文試験が実施されています。「警察官を志す理由」「道民から信頼される警察官像」「警察学校での集団生活」などのテーマが出題されています。

本記事では、北海道警察・警察官採用試験の論文・作文試験について、試験概要、過去問、出題傾向、対策方法をまとめています。まずは自分が受験する区分の過去問を確認し、警察官としての志や姿勢がどのような角度から問われているかをつかんでください。


論文・作文試験の概要

受験区分ごとの試験形式・文字数・試験時間

以下は、北海道警察で実施されている主な論文・作文試験の実施条件です。年度により変更される可能性があるため、出願時には必ず最新の受験案内を確認してください。

区分形式試験時間文字数
警察官A論文60分公表なし(おおむね800字程度を目安に対策)
警察官B作文60分公表なし(おおむね800字程度を目安に対策)

論文・作文試験の過去問

以下に、北海道警察・警察官採用試験の論文・作文試験の過去問のうち、直近の出題分を、年度・区分別に整理します。まずは受験予定の区分を確認してください。

警察官Aの過去問

  • 問題形式
    論文
  • 試験時間
    60分
  • 文字数
    公表なし(おおむね800字程度を目安に対策)

警察官Bの過去問

  • 問題形式
    作文
  • 試験時間
    60分
  • 文字数
    公表なし(おおむね800字程度を目安に対策)

2023年度以前の過去問について

当研究会では、警察官A・警察官Bともに2018年度以降の過去問を保有しており、本記事の傾向分析はそのすべてにもとづいています。直近の出題分より前の過去問は、各区分の対策テキストに収録しています。必要に応じてご活用ください。

さらに過去問を入手する(警察官A)

さらに過去問を入手する(警察官B)


出題傾向と頻出テーマの分析

北海道警察の論文・作文試験では、一般的な社会課題をそのまま論じるのではなく、警察官という仕事を道民の安全・安心の視点から捉え直す力が重要です。過去問を確認すると、志望理由や警察官の役割、道民の期待などについて、自分の考えとその理由をあわせて書かせる形式が多く見られます。

警察官Aの出題傾向

  • 頻出テーマ
    志望理由と北海道警察の魅力、道民の期待と警察官の役割、交番・駐在所の活動、防犯や交通安全の情報発信、犯罪被害の防止
  • 設問の特徴
    警察官の役割や道民の期待について考えと理由をセットで論じさせる設問が中心で、魅力とその発信策のように二つの問いを組み合わせる形もある
  • 答案のポイント
    理想論で終わらせず、北海道の地域性を踏まえた具体的な警察活動を示し、なぜそう考えるのかを筋道立てて論じる

警察官Aの予想テーマ解答例

警察官Bの出題傾向

  • 頻出テーマ
    志望理由とやりたいこと、警察学校での集団生活、信頼される警察官像、SNSやネットの危険性、身近な犯罪や事故の防止
  • 設問の特徴
    警察学校での生活や信頼される警察官像など、警察官になる自分の姿勢や心構えを述べさせる設問が近年の中心で、身近な社会問題を問う年度もある
  • 答案のポイント
    理想像を並べるだけでなく、自分の経験を一つ取り上げ、そこから得た学びを警察官としての姿勢につなげて素直な言葉で述べる

警察官Bの予想テーマ解答例


対策と勉強法のポイント

論点整理・文章構成のコツ

  1. 道内の課題に引き寄せる
    役割や期待を問う設問でも、特殊詐欺や交通死亡事故、災害への備えなど道内の課題と結び付けると、答案に説得力が増します。
  2. 取組は場面が浮かぶように書く
    交番・駐在所での活動や防犯情報の発信など、警察官として誰に何をするのかを、場面が浮かぶ程度まで具体的に書くことが大切です。
  3. 60分の配分を決めておく
    800字程度を目安に、構成メモ・執筆・見直しの時間を決め、結論・理由・具体例の順でメモを作ってから書くと、論点がぶれずに最後まで書き切れます。
  4. 論文と作文の違いを意識する
    警察官Aは論文として考えと理由を論理的に論じ、警察官Bは作文として経験や心構えを自分の言葉で述べることを意識します。

情報収集と組織研究のポイント

北海道警察の論文・作文対策では、北海道警察公式HPに加えて、『令和8年 北海道警察 重点目標等』を確認しておくことが大切です。特に、犯罪や事故のない北海道の実現を掲げた基本理念と、「道民とともに 道民のために」という活動指針は、警察官の役割や道民の期待を問う設問の土台になります。また、重点目標にある特殊詐欺等の徹底検挙、交通死亡事故の抑止、人身安全関連事案における被害者等の安全確保は、過去に出題された特殊詐欺や交通事故、児童虐待などのテーマとも重なるため、自分の考えと結び付けて整理しておくと役立ちます。

本番までの対策フロー

  1. 受験する区分の過去問を読み、論文・作文の形式と頻出テーマを確認する
  2. 重点目標等や道内の情勢を調べ、頻出テーマと関連する課題を整理する
  3. 志望理由や警察官の役割など、テーマごとに現状・取組・自分の考えを短くメモする
  4. 60分の制限時間内に800字程度で書き上げ、構成にぶれがないか確認する
  5. 最後に、道民のために働く決意や姿勢が伝わる表現に整える

論文・作文試験を通じて問われるのは、知識だけでなく、道民の暮らしを見つめる目と自らの考えを整理する力です。北海道という地域で警察官として何ができるのかを、過去問を手がかりに少しずつ言葉にしていけば、答案にも自然と自分らしさが表れます。焦らず、自分のペースで、丁寧に準備を進めていってください。


(過去問引用:北海道警察公式HP)

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