熊本県庁|論文・作文|過去問まとめ【頻出テーマ・傾向分析つき】
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· 都道府県庁
· 過去問収録年度:2008–2025年度
熊本県庁では、大学卒業程度・高等学校卒業程度などの区分で、論文・作文試験が実施されています。また、過去には民間企業等経験者対象の論文試験も実施されていました。近年は、県民が主人公の県政、熊本県の強み、県民との関わり方、地域課題など、県政理念と職員としての姿勢を問うテーマが中心です。
本記事では、熊本県職員採用試験の論文・作文試験について、試験概要、過去問、出題傾向、対策方法をまとめています。廃止済み区分については、その旨を明示したうえで参考情報として掲載しています。
論文・作文試験の概要
受験区分ごとの試験形式・文字数・試験時間
以下は、熊本県庁で実施されている主な論文・作文試験の実施条件です。年度により変更される可能性があるため、出願時には必ず最新の受験案内も確認してください。
| 区分 | 形式 | 試験時間 | 文字数 |
|---|
| 大学卒業程度 | 論文 | 90分 | 800字程度 |
| 高校卒業程度 | 作文 | 60分 | 不明(答案用紙は表裏500字の1000字詰め。800字程度が目安) |
| 民間経験者(廃止済み) | 論文(廃止済み) | 90分(廃止済み) | 1000字程度(廃止済み) |
論文・作文試験の過去問
以下に、熊本県職員採用試験の論文・作文試験の過去問を、年度・区分別に整理します。まずは受験予定の区分を確認してください。
大学卒業程度の過去問
- 問題形式:論文
- 試験時間:90分
- 文字数:800字程度
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解答例を読む
2025(令和7)年度
県民が主人公の県政”の推進に向け、熊本県として必要なことはどのようなことか。また、その実現のためにどのようなことに取り組みたいか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい
2024(令和6)年度
あなたが魅力を感じる「熊本県のイチオシ」はどのようなものか。また、その魅力をさらに引き立てるために県職員としてどのようなことに取り組みたいか、現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
2023(令和5)年度
本年5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症となり、様々な制限が緩和されている。コロナ禍によって働き方や消費行動等に変化が生じ、多様な価値観や新たな生活様式が定着しつつある中、今後の新たな社会の実現に向け、本県としてどのような取組みを進めるべきか、あなたの考えを述べなさい。
2022(令和4)年度
あなたが考える熊本県の「めざすべき姿」はどのようなものか。また、あなたが県職員となったら、その実現のためにどのように関わっていきたいか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
2021(令和3)年度
本県の人口は、平成10年を境に減少傾向にあり、令和元年時点で174.8万人となっている。このまま何も対策を講じなければ、本県の令和42年の人口は、約124.3万人となるとの推計があり、今後も減少傾向が続くことが予想されている。そこで、人口減少が本県に与える影響を挙げ、それを解消するためにどのような取組みを行うべきか、あなたの考えを述べなさい。
2020(令和2)年度
あなたが関心を持った本県の取組みを一つ挙げ、あなたが県職員となったら、その取組みにどのように関わっていきたいか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
2019(令和元)年度
熊本県では、「県民総幸福量(AKH)」という独自の指標を作成し、幸福の要因を「夢を持っている」「誇りがある」「経済的な安定」「将来に不安がない」の4つに分類し、それらをどの程度重視するかという「ウエイト」や、各分類に属する項目の「満足度」を県民アンケート調査で測定している。平成24年度から平成30年度にかけて行った調査結果から、次の点が明らかになっている。
そこで、あなたが県職員になったら、県民総幸福量を高めるためにどのようなことに取り組みたいか、受験する職種に関する本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
- 幸福の要因として非経済的な要因も重要であること
- 地域によって求める幸福の形は異なること
2018(平成30)年度
熊本県知事は職員に対し、「皿を割ることを恐れるな」というメッセージを送り、失敗を恐れず挑戦する気持ちを持つように伝えています。そこで、あなたが県職員となったら、どのようなことに挑戦していきたいか、受験する職種に関する現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
2017(平成29)年度
本県の県政運営の新たな基本方針となる「熊本復旧・復興4カ年戦略」では、「安心で希望に満ちた暮らしの創造」「未来へつなぐ資産の創造」「次代を担う力強い地域産業の創造」「世界とつながる新たな熊本の創造」という4つの方向性に沿った施策を掲げ、「災害に強く誇れる資産を次代につなぎ夢にあふれる新たな熊本の創造」を目指しています。そこで、あなたが県職員となったら、熊本の創造的復興に向けて、どのようなことに取り組みたいか、受験する職種に関する課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
2016(平成28)年度
平成28年熊本地震発生以降、被災者を取り巻く環境は刻々と変化しており、今後、復旧・復興に向けて様々なニーズや課題が出てくると思われる。そこで、あなたが県職員となったら、熊本県の復旧・復興、そして更なる発展に向け、どのようなことに取り組みたいか、県民ニーズや課題等も踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
2015(平成27)年度
我が国は、人口減少社会に突入したと言われるが、特に人口移動と少子化の著しい地方においては、地域における活力の低下が危惧されている。そこで、地方に人々がとどまるためにはどのような方策が有効か、また、地方に人々を呼び込むためにはどのような方策が有効か、本県の現状を踏まえて、あなたの考えを述べなさい。
2014(平成26)年度
平成26年仕事初め式の知事訓示において、蒲島知事は「一人ひとりが知事という立場に立って、熊本の将来をどう考えるか、そのような県庁の職員になっていただきたい」というメッセージを県職員に語った。そこで、あなたが県職員となったら、熊本県民が更に幸福になるために熊本の将来をどう考え、どのように取り組みたいか、受験する職種に関する課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
2013(平成25)年度
熊本県では、「幸せを実感できるくまもと」の実現をめざし、「幸せ実感くまもと4カ年戦略」を基本方針としてその取組を進めている。そこで、幸せを実感できる熊本県を実現するうえでの課題を挙げ、その課題に対する行政の果たすべき役割と自ら県職員となった場合にどのように取り組みたいか、あなたの考えを述べなさい。
2012(平成24)年度
熊本県の人口は、2010年の約181万人から2035年には約151万人と約30万人が減少すると推計されている。この人口減少社会の到来に向けて、これからどのような政策が必要となるか、あなたの考えを述べなさい。
2011(平成23)年度
くまもとの夢を実現するために、熊本県が取り組んでいる次の4つの分野の中から、あなたが最も大切だと思う分野を一つ選び、選んだ理由とその分野における理想の姿を含め、自分が県職員となったらどのように貢献することができるか、具体的に述べてください。
産業を活性化し、稼げる県をめざします。
長寿を楽しみ、安心して暮らせる県をめざします。
誰もが誇りを持てる、魅力ある県をめざします。
子どもたちが夢を持ち、挑戦できる県をめざします。
- 経済上昇くまもと
- 長寿安心くまもと
- 品格あるくまもと
- 人が輝くくまもと
2010(平成22)年度
平成23年3月に九州新幹線が全線開業します。熊本県において、九州新幹線の開業効果を最大化するためにはどうしたらよいか、あなたの考えを述べなさい。
2009(平成21)年度
「くまもとの夢」を実現するためにどうしたらよいか、あなたの考えを述べなさい。
2008(平成20)年度
熊本の魅力を高め、地域を活性化するためにはどうしたらよいか論じなさい。
高等学校卒業程度の過去問
- 問題形式
作文
- 試験時間
60分
- 文字数
不明(答案用紙は表裏500字の1000字詰め。800字程度が目安)
一般事務・警察事務・教育事務
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解答例を読む
2025(令和7)年度
あなたが熊本県職員として県民と関わるうえで大切にしたいこと
2024(令和6)年度
熊本県職員になってあなたがチャレンジしたいこと
2023(令和5)年度
熊本県職員としてこれから働くうえで大切にしたいこと
2022(令和4)年度
あなたがこれまでの人生で一番努力したこと
2021(令和3)年度
学校生活や社会生活で自分自身が成長できたこと
2020(令和2)年度
あなたが考える「信頼される県職員」とはなにか。
2019(令和元)年度
県職員として働くうえで、心がけたいことについて
民間企業等経験者対象(廃止済み)の過去問
- 問題形式:論文(廃止済み)
- 試験時間:90分(廃止済み)
- 文字数:1000字程度(廃止済み)
行政
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2024(令和6)年度
あなたが考える熊本県の「強み」を具体的に挙げ、それをどのように熊本県政の推進に活用すべきか、これまでの民間企業等において身につけた知識や経験を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
2023(令和5)年度
近年ワーク・ライフ・バランスの実現のための取組みが注目されているが、その社会的背景を踏まえたうえで、この取組みを推進していくためには、どのような方策が効果的か、あなたの経験を踏まえながら考えを述べなさい。
2022(令和4)年度
あなたが最近関心を持った社会問題を1つ挙げるとともに、あなたが県職員となったら、その社会問題をどのように解決していきたいか、これまでの民間企業等において身につけた知識や経験を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
2021(令和3)年度
本県は、令和3年3月に「新しいくまもと創造に向けた基本方針」を策定した。本方針は、「令和2年7月豪雨からの創造的復興」、「新型コロナウイルス感染症を踏まえた対応」、「熊本地震からの創造的復興」、「将来に向けた地方創生の取組み」を柱に、SⅮGsの理念を基本とし、持続可能な「新しいくまもと」の創造を目指すものである。このような状況において、あなたが県職員となったら「新しいくまもと」の創造に向けてどのようなことに取組みたいか、民間企業等において身につけた知識や能力を踏まえ、具体的に述べなさい。
2020(令和2)年度
今後の熊本県政を進める上で重要と考える課題を挙げ、その課題を解決するために、あなたが職務経験で得た知識や能力をどのように生かせるか、あなたの考えを述べなさい。
2019(令和元)年度
熊本県では、1998年から総人口が減少しており、少子化対策や地方創生の取組等を行うだけでなく、人口減少社会を前提とした社会の仕組みづくりの検討も必要となっている。県の財政規模についても、縮小せざるを得ない状況が予想され、現在よりも少数の職員でいかに行政サービスを維持・向上するかを考えていく必要がある。このような状況において、あなたが民間企業等において身につけた知識や能力を県行政にどのように活かしていきたいか、あなたの考えを述べなさい。
2018(平成30)年度
熊本県知事は職員に対し、「皿を割ることを恐れるな」というメッセージを送り、失敗を恐れず挑戦する気持ちを持つように伝えています。そこで、あなたが県職員となったら、民間企業等において身につけた知識や能力を活かし、県行政のどのような分野で、どのようなことに挑戦していきたいか、その分野における本県の現状や課題を踏まえ、具体的に述べなさい。
2017(平成29)年度
本県は、「熊本復旧・復興4カ年戦略」に基づき、「安心で希望に満ちた暮らしの創造」「未来へつなぐ資産の創造」「次代を担う力強い地域産業の創造」「世界とつながる新たな熊本の創造」という4つの方向性に沿った施策に取り組んでいます。そこで、あなたが、民間企業等において身につけた知識や能力を活かし、県行政のどのような分野で、どのように寄与できるのか、その分野における本県の現状を踏まえて、具体的に述べなさい。
2016(平成28)年度
あなたは、民間企業等において身につけた知識や能力を活かし、県行政のどのような分野で、どのように寄与できるのか、その分野における本県の現状を踏まえて、具体的に述べなさい。
2015(平成27)年度
民間企業等において、あなたが身につけた知識や能力を述べた上で、それを県行政のどの分野で、どのように活かしていきたいか、その分野における本県の現状を踏まえて、具体的に述べなさい。
2014(平成26)年度
民間企業等において、あなたが身につけた知識や能力を述べた上で、県職員となったら、県民のために県行政のどのような分野で、その知識や能力を発揮し活躍することができるか、あなたの考えを述べなさい。
出題傾向と頻出テーマの分析
熊本県庁の論文・作文試験では、一般的な社会課題をそのまま論じるのではなく、熊本県の行政課題に引き寄せて考える力が重要です。過去問を確認すると、自治体の重点施策や地域課題を踏まえたうえで、具体的な取組を述べる問題が多く見られます。
大学卒業程度の出題傾向
- 頻出テーマ
県民が主人公の県政、熊本県の現状と課題、強みの活用、地域づくりなど
- 設問の特徴
熊本県の理念や課題を踏まえ、県として必要な取組を論じる問題が多い
- 答案のポイント
県民目線を軸に、復興・産業・暮らし・地域振興を具体的に結びつける
大学卒業程度の予想テーマ解答例
高校卒業程度の出題傾向
- 頻出テーマ
県民と関わるうえで大切にしたいこと、職員としての姿勢、自己経験など
- 設問の特徴
県民対応や仕事への姿勢を確認する作文が中心
- 答案のポイント
自分の経験を、誠実な対応や協力姿勢に結びつけて述べる
高校卒業程度の予想テーマ解答例
民間経験者(廃止済み)の出題傾向
- 頻出テーマ
熊本県の強み、民間経験の活用、県政推進など
- 設問の特徴
民間で得た知識や経験を県政にどう活かすかが問われていた
- 答案のポイント
現行区分で使う場合は、熊本県の強みを考える参考資料として活用する
対策と勉強法のポイント
論点整理・文章構成のコツ
- 熊本県の課題に引き寄せる
出題テーマを全国的な一般論で終わらせず、自治体の施策や地域特性と結びつける
- 施策は具体的に書く
対象者、実施主体、支援方法、連携先、期待される効果まで整理する
- 制限時間内の構成を固定する
現状、課題、具体策、効果、職員としての姿勢の順にまとめる
- 受験区分ごとの役割を意識する
大卒・高卒・社会人・障害者対象など、区分ごとに求められる視点を答案に反映する
情報収集と自治体研究のポイント
熊本県庁の論文・作文対策では、熊本県公式HPに加えて、県民が主人公の県政、熊本地震からの創造的復興、半導体関連産業、農業、観光、地域振興、子育てなどの施策を確認しておくことが大切です。特に熊本県では、県民目線で課題を捉える姿勢を答案全体に通すことが重要です。
本番までの対策フロー
- 受験区分の過去問を読み、出題形式と頻出テーマを確認する
- 熊本県の施策を調べ、頻出テーマと関連する行政課題を整理する
- 各テーマについて、現状・課題・具体策・期待される効果を短くメモする
- 制限時間内に答案を書き、抽象論で終わっていないかを確認する
- 最後に、熊本県職員としてどのように貢献したいかが伝わる表現に整える
論文・作文試験を通じて問われるのは、知識だけでなく、社会を見つめる目と自らの考えを整理する力です。熊本県の未来を支える公務員としての第一歩に向けて、日々の努力がきっと実を結ぶことを願っています。焦らず、自分のペースで、丁寧に準備を進めていってください。
(過去問引用:熊本県公式HP)
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