福島県庁|論文・作文|過去問まとめ【頻出テーマ・傾向分析つき】
最終更新:
· 都道府県庁
· 過去問収録年度:2008–2025年度
福島県庁では、大学卒程度・高校卒程度の区分で、論文・作文試験が実施されています。近年は、復興、地域づくり、人口減少、行政事務、学校事務、県民生活など、自治体の重点施策や職員としての姿勢と結びついたテーマが出題されています。
本記事では、福島県職員採用試験の論文・作文試験について、試験概要、過去問、出題傾向、対策方法をまとめています。まずは自分が受験する区分の過去問を確認し、設問で問われている視点をつかんでください。
論文・作文試験の概要
受験区分ごとの試験形式・文字数・試験時間
以下は、福島県庁で実施されている主な論文・作文試験の実施条件です。年度により変更される可能性があるため、出願時には必ず最新の受験案内も確認してください。
| 区分 | 形式 | 試験時間 | 文字数 |
|---|
| 大学卒程度 | 論文 | 60分 | 800字以内 |
| 高校卒程度 | 論文 | 60分 | 800字以内 |
論文・作文試験の過去問
以下に、福島県職員採用試験の論文・作文試験の過去問を、年度・区分別に整理します。まずは受験予定の区分を確認してください。
大学卒程度の過去問
- 問題形式:論文
- 試験時間:60分
- 文字数:800字以内
行政事務
過去問を表示
解答例を読む
2025(令和7)年度
東日本大震災から14年が経過し、令和7年度で国の第2期復興・創生期間が終了するが、福島県の復興はまだ道半ばの状態となっている。復興に向けて解決すべき課題を挙げ、行政としてどのような取組ができるか、あなたの考えを述べなさい。
2024(令和6)年度
人口減少が進む中で今後課題となることを挙げ、県としてどのような取組ができるか、あなたの考えを述べなさい。
2023(令和5)年度
アフターコロナにおいて人の流れが戻る中、福島県の観光地がより一層賑わいを取り戻していくために、県が取り組むべきことについて、あなたの考えを述べなさい。
2022(令和4)年度
働く女性が個性と能力を十分に発揮し、活躍できる社会を実現するために、行政としてどのような取組ができるか、あなたの考えを述べなさい。
2021(令和3)年度
東日本大震災から10年が経過した本県の現状を踏まえ、復興をより進展させるた めに解決すべき課題を挙げ、行政としてどのような取組ができるか、あなたの考えを 述べなさい。
2020(令和2)年度
近年、大型台風や豪雨による災害が多発しているが、これらの災害に対する備えと災害が発生した後の対応について、行政としてどのような取組ができるか、あなたの考えを述べなさい。
2019(令和元)年度
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を好機と捉え、開催後も見据えた本県の活性化策について、あなたの考えを述べなさい。
2018(平成30)年度
15歳以上の労働力人口の減少が課題となる中、住民がいきいきと暮らせる社会を実現するために、行政としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。
2017(平成29)年度
東日本大震災から6年が経過する本県の現状を踏まえ、復興に向けて最も取り組むべき課題を挙げ、その理由と対応策について、あなたの考えを述べなさい。
2016(平成28)年度
高齢化や過疎化の進展が地域社会に及ぼす影響とその対応策について、あなたの考えを述べなさい。
2015(平成27)年度
地方の人口減少と首都圏への人口集中に対応するため、全国各地で「地方創生」の取組がなされているが、現在の本県が実施すべき「地方創生」への施策について、あなたの考えを述べなさい。
2014(平成26)年度
少子化問題に対し、今後、行政としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。
2013(平成25)年度
東日本大震災後の本県の現状を踏まえ、復興に向けて優先的に取り組むべき課題とその対応策について、あなたの考えを述べなさい。
2012(平成24)年度
東日本大震災や原子力発電所事故の影響により福島県外への人口流出が見られるが、この問題に対し今後どのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。
2011(平成23)年度
あなたが思い描く理想の福島県の姿と、その実現のため今後どのように取り組んでいけばよいか、あなたの考えを述べなさい。
2010(平成22)年度
企業や観光客の誘致など、自治体間の競争を勝ち抜いていくためにはどうすればよいか、本県の特色を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
2009(平成21)年度
昨今の世界同時不況がつづくなか、行政としてどのように雇用対策に取り組むべきか、あなたの考えを具体的に述べなさい。
2008(平成20)年度
地球温暖化防止のために、今後どのように取り組んでいけばよいか、あなたが実践していることを踏まえ、考えを述べなさい。
高校卒程度の過去問
- 問題形式:論文
- 試験時間:60分
- 文字数:800字以内
行政事務・学校事務職員
過去問を表示
解答例を読む
2025(令和7)年度
あなたが、これまでに特に力を入れて取り組んできたことと、その経験からどのようなことを学んだか述べなさい。
2024(令和6)年度
あなたが人と協力して成し遂げた経験を具体的に1つ挙げ、そこからどんなことを学ん だかを述べなさい。
2023(令和5)年度
あなたがこれまでに経験した失敗と、そこからどんなことを学んだかを述べなさい。
2022(令和4)年度
新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中、様々な制約の下であなた自身が経験したことから、どんなことを学んだか述べなさい。
2021(令和3)年度
周囲の人と円滑なコミュニケーションをはかるために、あなたが大切だと思うことについて述べなさい。
2020(令和2)年度
これまでの学校生活や社会生活のなかで、あなたが特に力を入れて取り組んできたことと、その体験からあなたは何を得られたと思うか述べなさい。
2019(令和元)年度
あなたは信頼される公務員になるために、どのようなことを心がけていきたいか述べなさい。
2018(平成30)年度
あなたが人とのつながりにおいて大切にしていることを、実体験を交えて述べなさい。
2017(平成29)年度
あなたが日頃から心がけていることを職員としてどのようにいかすことができるかを述べなさい。
出題傾向と頻出テーマの分析
福島県庁の論文・作文試験では、一般的な社会課題をそのまま論じるのではなく、福島県の行政課題に引き寄せて考える力が重要です。過去問を確認すると、自治体の重点施策や地域課題を踏まえたうえで、具体的な取組を述べる問題が多く見られます。
大学卒程度の出題傾向
- 頻出テーマ
人口減少・移住定住・地域活性化、産業振興・観光・まちの魅力
- 設問の特徴
2025(令和7)年度の問題を見ても、自治体の具体的な政策課題を題材に、課題整理と取組提案を求める形式が目立つ
- 答案のポイント
全国的な一般論に寄せすぎず、地域特性、対象者、行政が取り組む理由、期待される効果をセットで示す
大学卒程度の予想テーマ解答例
高校卒程度の出題傾向
- 頻出テーマ
自己経験・協働・成長
- 設問の特徴
自分の経験を挙げたうえで、そこから得た学びや強みを職員としてどう活かすかまで述べる形式が中心
- 答案のポイント
経験の説明だけで終わらせず、課題への向き合い方、周囲との関わり、入庁後の行動に接続する
高校卒程度の予想テーマ解答例
対策と勉強法のポイント
論点整理・文章構成のコツ
- 福島県の課題に引き寄せる
出題テーマを全国的な一般論で終わらせず、自治体の施策や地域特性と結びつける
- 施策は具体的に書く
対象者、実施主体、支援方法、連携先、期待される効果まで整理する
- 制限時間内の構成を固定する
現状、課題、具体策、効果、職員としての姿勢の順にまとめる
- 受験区分ごとの役割を意識する
大卒・高卒・社会人・障害者対象など、区分ごとに求められる視点を答案に反映する
情報収集と自治体研究のポイント
福島県庁の論文・作文対策では、福島県公式HPに加えて、福島県総合計画、復興・再生、人口減少、産業、観光、教育、防災などの施策を確認しておくことが大切です。特に、過去問で繰り返し問われているテーマについては、現状・課題・具体策・期待される効果を短く整理し、答案の中で自治体職員としての視点を示せるようにしておきましょう。
本番までの対策フロー
- 受験区分の過去問を読み、出題形式と頻出テーマを確認する
- 福島県の施策を調べ、頻出テーマと関連する行政課題を整理する
- 各テーマについて、現状・課題・具体策・期待される効果を短くメモする
- 制限時間内に答案を書き、抽象論で終わっていないかを確認する
- 最後に、福島県職員としてどのように貢献したいかが伝わる表現に整える
論文・作文試験を通じて問われるのは、知識だけでなく、社会を見つめる目と自らの考えを整理する力です。福島県の未来を支える公務員としての第一歩に向けて、日々の努力がきっと実を結ぶことを願っています。焦らず、自分のペースで、丁寧に準備を進めていってください。
(過去問引用:福島県公式HP)
福島県庁のその他のコンテンツ
論作文過去問
公開中・このページ
論文・作文の過去問を2008–2025年度分、区分・年度別に収録しています。
福島県庁の総合ページ(コンテンツ一覧)を見る →