岩手県庁|論文・作文|過去問まとめ【頻出テーマ・傾向分析つき】
最終更新:
· 都道府県庁
· 過去問収録年度:2015–2025年度
岩手県庁では、Ⅱ種(一般事務)・Ⅱ種(警察事務)・Ⅲ種の区分で、論文・作文試験が実施されています。近年は、県民からの信頼、警察事務、苦労・失敗経験、職員としての貢献など、自治体の重点施策や職員としての姿勢と結びついたテーマが出題されています。
本記事では、岩手県職員採用試験の論文・作文試験について、試験概要、過去問、出題傾向、対策方法をまとめています。まずは自分が受験する区分の過去問を確認し、設問で問われている視点をつかんでください。
論文・作文試験の概要
受験区分ごとの試験形式・文字数・試験時間
以下は、岩手県庁で実施されている主な論文・作文試験の実施条件です。年度により変更される可能性があるため、出願時には必ず最新の受験案内も確認してください。
| 区分 | 形式 | 試験時間 | 文字数 |
|---|
| Ⅱ種(一般事務) | 論文 | 80分 | 不明 |
| Ⅱ種(警察事務) | 論文 | 80分 | 不明 |
| Ⅲ種 | 作文 | 80分 | 不明 |
論文・作文試験の過去問
以下に、岩手県職員採用試験の論文・作文試験の過去問を、年度・区分別に整理します。まずは受験予定の区分を確認してください。
Ⅱ種(一般事務)の過去問
一般事務
過去問を表示
解答例を読む
2025(令和7)年度
県民から信頼される公務員となるために大切だと思うことや努力していきたいことは何か、あなたのこれまでの経験を踏まえて具体的に論じなさい。
2024(令和6)年度
あなたがこれまで苦労した経験や失敗した経験は何か、また、その経験から学んだことを岩手県職員としてどのように生かしていきたいか具体的に論じなさい。
2023(令和5)年度
あなたがこれまでの学校生活や社会生活で目標を持って取り組んだことは何か、その経験を学校等で働く事務職員としてどのように生かしていきたいか具体的に論じなさい。
2022(令和4)年度
あなたが人と接するときに大切だと思うことは何か、あなたのこれまでの経験を踏まえて具体的に論じなさい。
2021(令和3)年度
人と協力して物事に取り組む上で大切なことは何か、あなたのこれまでの経験を踏まえて具体的に論じなさい。
2020(令和2)年度
あなたが最近特に関心を持っている社会の出来事について、あなたの考えを述べるとともに、岩手県職員としてどのように取り組んでいくべきか具体的に論じなさい。
2019(令和元)年度
あなたにとって、学校等の教育現場で働く意義について述べるとともに、教育現場で働く上で大切だと思うことについて具体的に論じなさい。
2018(平成30)年度
県教育委員会では、学校への不審者侵入や食中毒の発生、下校途中の交通事故等の危機発生に備えるため、「危機管理マニュアル」や「学校防災・災害対応方針」の策定・見直しを行い、事件・事故・災害等に対する危機管理の徹底を図っています。児童生徒の安全確保対策としてどのような取組が必要か、あなたの考えについて論じなさい。
2017(平成29)年度
本県の学校における課題を1つ挙げ、行政として取り組むべき解決策を論じなさい。
2016(平成28)年度
児童生徒が安全・安心な学校生活を送るために学校で取り組むべきことについて、あなたの考えを論じなさい。
2015(平成27)年度
パソコン・スマートフォンなどの通信機器の普及による児童・生徒への影響を挙げ、そのことについて学校で取り組むべきことは何か、あなたの考えを論じなさい。
Ⅱ種(警察事務)の過去問
警察事務
過去問を表示
解答例を読む
2025(令和7)年度
警察事務職員に求められる心構えや素質について、あなたの考えを述べるとともに、警察事務職員として採用された場合どのように取り組んでいきたいか、具体的に論じなさい。(12行以上で回答すること。)
2024(令和6)年度
あなたが警察事務職員としてどのような形で県民に貢献していきたいと考えている か、具体的に論じなさい。(12 行以上で回答すること。)
2023(令和5)年度
あなたが考える警察事務職員の仕事の魅力ややりがいとは何か、また、あなたの長所や能力をどのように仕事に生かせるか、具体的に論じなさい。
2022(令和4)年度
あなたがこれまで打ち込んできたことは何か、その経験を警察事務職員としてどのように生かしていきたいか具体的に論じなさい。
2021(令和3)年度
あなたが知っている警察事務職員の業務を挙げた上で、それが県民の生活とどのように関わっているか具体的に論じなさい。
2020(令和2)年度
あなたが警察事務職員になろうとする理由と目指している警察事務職員像について、具体的に論じなさい。
2019(令和元)年度
犯罪や事故のない街づくりのために果たすべき警察事務職員の役割について、その理由を含めてあなたの考えを具体的に論じなさい。
2018(平成30)年度
今、社会で問題になっていると思う事柄を1つ挙げ、その改善のため警察にはどのような責任や任務があるか述べるとともに、警察事務職員としてどのような心構えで職務を遂行していきたいか論じなさい。
2017(平成29)年度
警察として求められることは何か。それを踏まえ、あなたが警察事務職員として取り組んでいきたいことを論じなさい。
2016(平成28)年度
警察職員として県民に応対する際に心がけるべきことについて、その理由を含めてあなたの考えを論じなさい。
2015(平成27)年度
県民が警察に期待するものは何か。それに対して警察職員として果たすべき役割について、あなたの考えを論じなさい。
Ⅲ種の過去問
一般事務
過去問を表示
解答例を読む
2025(令和7)年度
県民から信頼される公務員となるために大切だと思うことや努力していきたいことは何か、あなたのこれまでの経験を踏まえて具体的に述べなさい。
※ Ⅱ種(一般事務)と同一出題
2024(令和6)年度
あなたがこれまで苦労した経験や失敗した経験は何か、また、その経験から学んだことを岩手県職員としてどのように生かしていきたいか述べなさい。
※ Ⅱ種(一般事務)と同一出題
2023(令和5)年度
あなたがこれまでの学校生活や社会生活で目標を持って取り組んだことは何か、その経験を岩手県職員としてどのように生かしていきたいか述べなさい。
※ Ⅱ種(一般事務)と同一出題
2022(令和4)年度
あなたが人と接するときに大切だと思うことは何か、あなたのこれまでの経験を踏まえて述べなさい。※ Ⅱ種と同じ出題
2021(令和3)年度
人と協力して物事に取り組む上で大切なことは何か、あなたのこれまでの経験を踏まえて述べなさい。
※ Ⅱ種(一般事務)と同一出題
2020(令和2)年度
あなたが最近特に関心を持っている社会の出来事について、あなたの考えを述べるとともに、岩手県職員としてどのように取り組んでいきたいか述べなさい。
※ Ⅱ種(一般事務)と同一出題
2019(令和元)年度
一人でも多くの若者に県内に定着してもらうため、あなたが有効(強み)と考える岩手県の魅力について論じなさい。
2019(令和元)年度・特別募集
今秋、ラグビーワールドカップ 2019™日本大会が岩手県釜石市を会場に開催されるが、あなたは県職員として、どのように来県者を迎えたいか、その理由についてもふれながらあなたの考えを述べなさい。
2018(平成30)年度
岩手に住みたい、働きたい、帰りたいという人々の願いに応えられる「豊かなふるさと岩手」を実現するために、あなたが県職員として取り組みたいことについて述べなさい。
2018(平成30)年度・特別募集
県職員として働く意義と、岩手の未来のためにどのようなことに取り組んでいきたいか述べなさい。
2017(平成29)年度
住みよい岩手をつくるために、あなたが県職員として取り組みたいことについて述べなさい。
2017(平成29)年度・特別募集
あなたが学校生活や日常生活で人と接するときに心掛けていることは何か。また、県職員としてどのように人と接していきたいか述べなさい。
2016(平成28)年度
あなたが学校生活や日常生活で目標を持って取り組んできたことは何か。また、それを県職員としてどのように生かしていきたいか述べなさい。
2015(平成27)年度
あなたが、学校生活から学んだことは何か。それを県職員としてどのように生かしていきたいか、述べなさい。
出題傾向と頻出テーマの分析
岩手県庁の論文・作文試験では、一般的な社会課題をそのまま論じるのではなく、岩手県の行政課題に引き寄せて考える力が重要です。過去問を確認すると、自治体の重点施策や地域課題を踏まえたうえで、具体的な取組を述べる問題が多く見られます。
Ⅱ種(一般事務)の出題傾向
- 頻出テーマ
子育て・教育・若者支援、自己経験・協働・成長
- 設問の特徴
自分の経験を挙げたうえで、そこから得た学びや強みを職員としてどう活かすかまで述べる形式が中心
- 答案のポイント
経験の説明だけで終わらせず、課題への向き合い方、周囲との関わり、入庁後の行動に接続する
Ⅱ種(一般事務)の予想テーマ解答例
Ⅱ種(警察事務)の出題傾向
- 頻出テーマ
産業振興・観光・まちの魅力、県民の安全を支える警察事務の役割
- 設問の特徴
2025(令和7)年度の問題を見ても、自治体の具体的な政策課題を題材に、課題整理と取組提案を求める形式が目立つ
- 答案のポイント
全国的な一般論に寄せすぎず、地域特性、対象者、行政が取り組む理由、期待される効果をセットで示す
Ⅱ種(警察事務)の予想テーマ解答例
Ⅲ種の出題傾向
- 頻出テーマ
子育て・教育・若者支援、自己経験・協働・成長
- 設問の特徴
自分の経験を挙げたうえで、そこから得た学びや強みを職員としてどう活かすかまで述べる形式が中心
- 答案のポイント
経験の説明だけで終わらせず、課題への向き合い方、周囲との関わり、入庁後の行動に接続する
Ⅲ種の予想テーマ解答例
対策と勉強法のポイント
論点整理・文章構成のコツ
- 岩手県の課題に引き寄せる
出題テーマを全国的な一般論で終わらせず、自治体の施策や地域特性と結びつける
- 施策は具体的に書く
対象者、実施主体、支援方法、連携先、期待される効果まで整理する
- 制限時間内の構成を固定する
現状、課題、具体策、効果、職員としての姿勢の順にまとめる
- 受験区分ごとの役割を意識する
大卒・高卒・社会人・障害者対象など、区分ごとに求められる視点を答案に反映する
情報収集と自治体研究のポイント
岩手県庁の論文・作文対策では、岩手県公式HPに加えて、いわて県民計画、人口減少、防災・復興、地域振興、教育、県民安全などの施策を確認しておくことが大切です。特に、過去問で繰り返し問われているテーマについては、現状・課題・具体策・期待される効果を短く整理し、答案の中で自治体職員としての視点を示せるようにしておきましょう。
本番までの対策フロー
- 受験区分の過去問を読み、出題形式と頻出テーマを確認する
- 岩手県の施策を調べ、頻出テーマと関連する行政課題を整理する
- 各テーマについて、現状・課題・具体策・期待される効果を短くメモする
- 制限時間内に答案を書き、抽象論で終わっていないかを確認する
- 最後に、岩手県職員としてどのように貢献したいかが伝わる表現に整える
論文・作文試験を通じて問われるのは、知識だけでなく、社会を見つめる目と自らの考えを整理する力です。岩手県の未来を支える公務員としての第一歩に向けて、日々の努力がきっと実を結ぶことを願っています。焦らず、自分のペースで、丁寧に準備を進めていってください。
(過去問引用:岩手県公式HP)
岩手県庁のその他のコンテンツ
論作文過去問
公開中・このページ
論文・作文の過去問を2015–2025年度分、区分・年度別に収録しています。
岩手県庁の総合ページ(コンテンツ一覧)を見る →