佐賀県庁|論文・作文|過去問まとめ【頻出テーマ・傾向分析つき】
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· 都道府県庁
· 過去問収録年度:2008–2025年度
佐賀県庁では、大学卒業程度・大学卒業程度(特別枠・スポーツ特別枠)・民間企業等職務経験者などの区分で、論文試験が実施されています。近年は、在留外国人との共生、地域資源、農業、佐賀への誇り、生成AI、SAGAアリーナ、民間経験の活用など、佐賀県の将来像と結びついたテーマが多く出題されています。
本記事では、佐賀県職員採用試験の論文試験について、試験概要、過去問、出題傾向、対策方法をまとめています。まずは自分が受験する区分の過去問を確認し、設問で問われている視点をつかんでください。
論文・作文試験の概要
受験区分ごとの試験形式・文字数・試験時間
以下は、佐賀県庁で実施されている主な論文・作文試験の実施条件です。年度により変更される可能性があるため、出願時には必ず最新の受験案内も確認してください。
| 区分 | 形式 | 試験時間 | 文字数 |
|---|
| 大学卒業程度 | 論文 | 90分 | 1000字以内 |
| 大卒・特別枠 | 論文 | 90分 | 1000字以内 |
| 職務経験者 | 論文 | 90分 | 1000字以内 |
論文・作文試験の過去問
以下に、佐賀県職員採用試験の論文・作文試験の過去問を、年度・区分別に整理します。まずは受験予定の区分を確認してください。
大学卒業程度の過去問
- 問題形式:論文
- 試験時間:90分
- 文字数:1000字以内
行政
過去問を表示
解答例を読む
2025(令和7)年度
佐賀県内の在留外国人数は、令和 4 年 1 月 1 日時点では約 6,000 人だったものが、令和 7 年 1 月 1 日時点(暫定値)では、約 11,000 人まで増加しています。全国的な少子高齢化の進行に伴い、 生産年齢人口は減少している中で、 活力ある地域をつくっていくためには、 外国人を含むすべての県民が安心して生活し、 活躍していく環境を整えていくことが不可欠であり、 多文化共生の社会づくりを進めていくことが、 地域の活力や発展にとって重要な課題となっています。多文化共生の観点から、 地域における外国人との共生における課題と、 共生を促進するための具体的な施策について、あなたの考えを述べなさい。
2024(令和6)年度
佐賀県には伝統工芸や文化、歴史、自然、食べ物など豊かな地域資源が数多く存在します。これらの資源を活かし、地域の発展につなげるために、佐賀県としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。
2023(令和5)年度
佐賀県では、様々な行政課題の解決に取り組んでいるところです。あなたが解決したい行政課題を挙げ、その解決のためにどのような取組が必要か述べなさい。
2022(令和4)年度
佐賀の子どもたちに「佐賀県」に対して誇りを持ってもらうため、佐賀県としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。
2021(令和3)年度
佐賀県では、2018 年にデビューしたいちご「いちごさん」や 2021 年にデビューしたかんきつ「にじゅうまる」など、佐賀ならではの優れた農産物が生産されている。これらの新品種の販路拡大や認知度向上のために必要な取組について、あなたの考えを述べなさい。
2020(令和2)年度
佐賀県では、15 歳から 29 歳の若年層が進学や就職等を機に県外へ転出するなど人口流出が続いている。このような状況を踏まえて、あなたが考える行政上の課題とそれを解決するための取組について述べなさい。
2019(令和元)年度
佐賀県では、九州佐賀国際空港の利用者数や外国人宿泊者数が過去最高を更新しており、今後も九州新幹線西九州ルートの開業など、新たな人の流れを生み出すことが期待されます。これを踏まえ、佐賀県を訪れる観光客が、佐賀県を心地よく感じるために必要と思うことについて、あなたの考えを述べなさい。
2018(平成30)年度
近年、全国各地で豪雨が頻発し、多数の被災者や甚大な経済損失が発生しています。豪雨災害による被害を最小限に抑えるための「防災」の取組について、あなたの考えを述べなさい。
2017(平成29)年度
佐賀県総合計画2015では、六つの施策の柱の一つとして、「文化・スポーツ・観光の交流拠点さが」を掲げ、誰もが文化芸術やスポーツを楽しむことができる環境づくりや、観光資源を活用したツーリズムの振興に取り組んでいます。(1)文化芸術、(2)スポーツ、(3)観光のうち、一つ以上に関する事業アイディアについて、その必要性や効果を踏まえて、自由に論じなさい。
2016(平成28)年度
平成28年4月14日及び4月16日に熊本地方を中心とする最大震度7の地震が発生し、大きな被害をもたらしました。このような大規模な地震が佐賀県内で発生したときに、佐賀県が取るべき対応について、被災市町との連携も踏まえながら、時系列に列挙し、そのうち特に重要と思われる項目について、あなたの考えを述べなさい。
2015(平成27)年度
あなたや周囲の方が普段の生活において、困った或いは、改善できないかと感じていることを具体的に明記したうえで、自治体職員とかった場合に、その問題を解決するためにどのような取組を進めたいか、あなたの考えを述べなさい。
2014(平成26)年度
あなたが考える佐賀県の存在感とは何かを明らかにした上で、20歳代から30歳代の世代を対象として、佐賀県の存在感を高めるための方策について、あなたの考えを述べなさい。
2013(平成25)年度
日本における女性の就業率を高めるための方策について述べなさい。
2012(平成24)年度
東日本大震災に伴う災害廃棄物(がれき)の受け入れについて、賛否を明らかにした上で、その理由を述べなさい。
2011(平成23)年度
国内産業の空洞化を防ぐための方策について、あなたの考えを論じなさい。
2010(平成22)年度
今佐賀県民が県政に最も期待していることについて述べた上で、その実現のため、県が何をするべきかを述べなさい。
2009(平成21)年度
「県知事としての私の政策」
あなたは佐賀県知事に就任しました。そこで、どんな政策を実行したいのか、あなたの考えを述べてください。
2008(平成20)年度
佐賀県が地域間競争を勝ち抜くための私の提言
大学卒業程度(特別枠・スポーツ特別枠)の過去問
- 問題形式:論文
- 試験時間:90分
- 文字数:1000字以内
行政
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2025(令和7)年度
佐賀県は「高い志と佐賀への誇り」を持つ子どもの育成に取り組んでいます。佐賀の子どもたちが「志」や「誇り」を持ち、 「佐賀への愛着」を育んでいくためには、どのような施策が必要か、あなたの考えを述べなさい。
2024(令和6)年度
佐賀県では、農業従事者の減少及び高齢化が急速に進んでいます。佐賀県の農業を持続的に発展させるためにはどのような取組が必要か、あなたのアイデアや考えを述べなさい。
2023(令和5)年度
佐賀県では、スポーツの力を活かした人づくり・地域づくり[SSP(SAGAスポーツピラミッド)構想]を進めています。この取組を推進するためのあなたのアイデアや考えを自由に述べなさい。
2022(令和4)年度・公表例題
佐賀県では、徒歩や自転車、公共交通機関などを暮らしに積極的に取り入れる「歩くライフスタイル」を推進しています。歩くことで、県民の健康や幸福感といった生活の質の向上につなげ、さらには、まちの賑わい創出等の地域の活性化につなげていくことを目指しています。そこで、「歩くライフスタイル」の今後の展開・佐賀県の取組などについて、あなたのアイデアや考えを自由に述べなさい。
2021(令和3)年度
佐賀県では、「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり」を基本理念に掲げていますが、これを実現するために必要なことについて、あなたの考えを述べなさい。
民間企業等職務経験者の過去問
- 問題形式:論文
- 試験時間:90分
- 文字数:1000字以内
社会人経験枠(行政)
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解答例を読む
2025(令和7)年度
ChatGPT に代表される生成 AI は、 様々な分野において活用が拡がっています。生成 AI のメリット、デメリットを踏まえ、佐賀県においてどのように生成AI を活用できるか、また活用できる場合にどのような点に注意しなければならないか論じなさい。
2024(令和6)年度
佐賀県では、SAGA アリーナが 2023 年 5 月にオープンし、スポーツや音楽・文化イベン トをはじめ、国際的な会議や展示会など様々な催しが行われ、県内外からの集客を創出し ているところです。 SAGA アリーナの来訪者に対して、県内周遊を促進するためにはどのような取組が必要 か、あなたの考えを述べなさい。
2023(令和5)年度
佐賀県では、昨年の西九州新幹線開業に続き、今年は九州佐賀国際空港の国際線において順次運航が再開される等、今後、人やモノの交流がさらに進んでいくことが期待されています。 そこで、国内外から県内各地に観光客を呼び込むために、県として必要な取組について、あなたの考えを述べなさい。
2022(令和4)年度
「国民体育大会」の名称が「国民スポーツ大会」となる初めての大会として、2024年、「SAGA2024」(第78回国民スポーツ大会・第23回全国障害者スポーツ大会)が佐賀県で開催されます。そこで、スポーツの力を活かした地域振興策についてあなたの考えを述べなさい。
2021(令和3)年度
県では、誰もが安心して暮らし、心地よく外出できる、やさしいまちづくりの実現を目指して「さがすたいる」を推進しています。年齢、性別、障害のあるなし、言語や文化などの違いにかかわりなく、誰でも、どこでも、困らない、人にやさしいまちづくりのため、行政としてどのような取組を進めるべきか、あなたの考えを述べなさい。
2020(令和2)年度
佐賀県への誇りや愛着が深まるために、佐賀県が取り組むべき施策について、あなたの考えを述べなさい。
2019(令和元)年度
2015年9月、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現するため、「持続可能な開発目標(SDGs)」が、国連サミットで採択されました。SDGsは2030年を年限とする17のゴールから構成されますが、開発途上国の課題のみならず、日本国内における様々な課題を含みます。このうち、あなたが関心を持っているゴールをひとつ選んで、そのゴールの達成に向けてみんなが必要であると考えることや、取り組むべきことについて、あなたの考えを述べなさい。
2018(平成30)年度
人口減少や少子高齢化が進む社会で、あなたが考える佐賀県が行うべき対策を示し、どのような佐賀県をつくりたいか、具体的に述べなさい。
2017(平成29)年度
あなたが考える佐賀県の「強み」、「弱み」 について挙げたうえで、今後の佐賀県の発展の方向性について具体的に論じなさい。
出題傾向と頻出テーマの分析
佐賀県庁の論文・作文試験では、一般的な社会課題をそのまま論じるのではなく、佐賀県の行政課題に引き寄せて考える力が重要です。過去問を確認すると、自治体の重点施策や地域課題を踏まえたうえで、具体的な取組を述べる問題が多く見られます。
大学卒業程度の出題傾向
- 頻出テーマ
在留外国人との共生、地域資源、地域発展、産業・観光、県民生活など
- 設問の特徴
佐賀県の課題や資源を踏まえ、県として必要な取組を論じる問題が多い
- 答案のポイント
県内資源を列挙するだけでなく、誰にどのような効果があるかまで示す
大学卒業程度の予想テーマ解答例
大卒・特別枠の出題傾向
- 頻出テーマ
佐賀への誇り、子どもの育成、農業の持続的発展、地域資源など
- 設問の特徴
佐賀県への関心や主体的な提案力が問われやすい
- 答案のポイント
佐賀県への愛着を、教育・産業・地域づくりの具体策に結びつける
大卒・特別枠の予想テーマ解答例
職務経験者の出題傾向
- 頻出テーマ
生成AI、SAGAアリーナ、県内周遊、民間経験、行政課題への応用など
- 設問の特徴
社会人経験者として、変化する行政課題にどう貢献できるかが問われる
- 答案のポイント
経験、課題認識、佐賀県での活用方法を一貫させる
職務経験者の予想テーマ解答例
対策と勉強法のポイント
論点整理・文章構成のコツ
- 佐賀県の課題に引き寄せる
出題テーマを全国的な一般論で終わらせず、自治体の施策や地域特性と結びつける
- 施策は具体的に書く
対象者、実施主体、支援方法、連携先、期待される効果まで整理する
- 制限時間内の構成を固定する
現状、課題、具体策、効果、職員としての姿勢の順にまとめる
- 受験区分ごとの役割を意識する
大卒・高卒・社会人・障害者対象など、区分ごとに求められる視点を答案に反映する
情報収集と自治体研究のポイント
佐賀県庁の論文対策では、佐賀県公式HPに加えて、地域資源、農業、観光、SAGAアリーナ、子育て、外国人との共生、生成AI、DX、移住定住などの施策を確認しておくことが大切です。佐賀県は規模の小ささを活かした機動的な政策が題材になりやすいため、具体的で実行可能な提案を意識しましょう。
本番までの対策フロー
- 受験区分の過去問を読み、出題形式と頻出テーマを確認する
- 佐賀県の施策を調べ、頻出テーマと関連する行政課題を整理する
- 各テーマについて、現状・課題・具体策・期待される効果を短くメモする
- 制限時間内に答案を書き、抽象論で終わっていないかを確認する
- 最後に、佐賀県職員としてどのように貢献したいかが伝わる表現に整える
論文・作文試験を通じて問われるのは、知識だけでなく、社会を見つめる目と自らの考えを整理する力です。佐賀県の未来を支える公務員としての第一歩に向けて、日々の努力がきっと実を結ぶことを願っています。焦らず、自分のペースで、丁寧に準備を進めていってください。
(過去問引用:佐賀県公式HP)
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