奈良県庁|論文・作文|過去問まとめ【頻出テーマ・傾向分析つき】
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· 都道府県庁
· 過去問収録年度:2007–2025年度
奈良県庁では、Ⅰ種(大学卒業程度)・Ⅱ種試験などの区分で、論文・作文試験が実施されています。奈良県が公表している例題では、公平公正な行政、地域福祉、女性就業、南部・東部地域振興、企業誘致、警察行政、自己経験などが扱われています。
本記事では、奈良県職員採用試験の論文・作文試験について、試験概要、公表例題・過去問、出題傾向、対策方法をまとめています。なお、Ⅰ種の一部は奈良県が公表している例題であり、年度別の過去問とは扱いが異なる点に注意してください。
論文・作文試験の概要
受験区分ごとの試験形式・文字数・試験時間
以下は、奈良県庁で実施されている主な論文・作文試験の実施条件です。年度により変更される可能性があるため、出願時には必ず最新の受験案内も確認してください。
| 区分 | 形式 | 試験時間 | 文字数 |
|---|
| Ⅰ種・行政A | 論文 | 75分 | 800字程度 |
| Ⅰ種・警察行政 | 論文 | 75分 | 800字程度 |
| Ⅱ種試験 | 作文 | 1時間 | 不明 |
論文・作文試験の過去問
以下に、奈良県職員採用試験の論文・作文試験の過去問を、年度・区分別に整理します。まずは受験予定の区分を確認してください。
Ⅰ種(大学卒業程度)総合職(行政A)の公表例題・過去問
- 問題形式:論文
- 試験時間:75分
- 文字数:800字程度
総合職(行政A)
※ 以下は奈良県が公表している例題です。過去問は公表されていません。
過去問を表示
解答例を読む
2025(令和7)年度
公平・公正な行政を実現するために必要だと考えることを述べてください。
2024(令和6)年度
人と接するときに大切にしていることについて、あなたの思うところを述べてください。
2023(令和5)年度
R4.4.1 施行『奈良県人と人及び人と社会がつながり支え合う地域福祉の推進に関する条例』 前文より 「日本の社会保障は、人々の生活の安定を損なうおそれのある課題を想定し、その解決を目的として、現金給付及び福祉サービスその他の現物給付を行うという基本的な方針の下で、量的拡充及び質の向上を実現してきた。 特に、社会福祉の分野では、家族がその構成員を支えることを重視しつつ、生活保護、高齢者介護、障害福祉、児童福祉等の分野ごとの制度が発展し、専門的な支援が提供されるようになった。 しかしながら、近年の人口の減少及び少子高齢化による家族がその構成員を支える関係及び地域住民相互の関係の希薄化等の地域社会の持続性に関する課題の増加並びに雇用形態の変化等の社会経済情勢の変化に伴い、個人や世帯が生活において抱える課題が多様化し、従来の分野ごとの制度のみでは一人一人に寄り添ったきめ細かな支援が困難な状況が生じている。」
上記を踏まえ、誰もが社会の一員として包摂される日本一福祉の進んだ地域を目指すため、奈良県はどんなことに取り組むべきか、あなたの考えを具体的に述べてください。
2022(令和4)年度 - 2021(令和3)年度
※ 例題情報なし
2020(令和2)年度
奈良県では、20歳から64歳までの女性の就業率が全国最下位となっており、女性の働き方改革と仕事場づくりが課題となっています。そこで、県内における女性の就業率が低い要因を整理・分析した上で、女性が就労により能力を発揮し活躍するために行政としてどのような施策に取り組むべきか、具体的に述べなさい。
2019(令和元)年度
奈良県の南部東部地域においては、過疎化、高齢化が進行するとともに、若年層を中心とする人口流出に歯止めがかからない状況となっています。こうした現状を踏まえ、県では、訪れてみたくなる地域づくり(交流の促進)、住み続けられる地域づくり(定住の促進)を目指して様々な取組を行っています。そこで、南部東部地域が抱える課題を整理した上で、南部東部地域の振興のために有効と考える施策とその効果について具体的に述べなさい。
2018(平成30)年度
奈良県の企業誘致を促進するために効果的な施策を、奈良県の特徴をふまえて論じなさい。
2017(平成29)年度
奈良県の南部東部地域においては、過疎化、高齢化が進行するとともに、若年層を中心とする人口流出に歯止めがかからない状況となっています。こうした現状を踏まえ、県では、訪れてみたくなる地域づくり(交流の促進)、住み続けられづくり(定住の促進)を目指して様々な取組を行っています。そこで、南部東部地域が抱える課題を整理した上で、南部東部地域の振興のために有効と考える施策とその効果について具体的に述べなさい。
2016(平成28)年度
近年、東京への一極集中が進む中、地方自治体の間で、大都市圏から地方への移住を促進する動きが広まってきている。奈良県でこうした取組を行う上で、奈良県の弱みと強みを指摘した上で必要となる施策について、対象となるターゲットを明確にして論じなさい。
2015(平成27)年度
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催は、奈良県の魅力を海外に発信する絶好のチャンスです。そこで奈良県の海外からの旅行客を増加させるために、開催までの5年間で解決すべき課題と、有効な施策、その効果について、自身の考えを述べよ。
2014(平成26)年度
県内における県民消費を増やすための施策を、対象となる層を定めた上で、参考資料に記載のデータを踏まえながら論じなさい。
2013(平成25)年度
奈良県経済活性化のためには、観光の振興が重要な課題であり、多様な施策が進められているところです。そのような中で、あなたからも施策を一つ、以下の要素を明らかにして提案してください。
- 県に招致しようとする観光客層(国籍、居住地、年齢、性別、所得等)
- 招致のために有効な資源(文化財、景観、環境、人材、産物等)
- 具体的な施策の内容、実施方法
- 見込まれる経済効果等(1次的な効果、波及効果等)
2012(平成24)年度
あなたが思う奈良県の魅力や資源を挙げた上で、その資源や魅力を活用して奈良県を活性化するためにはどうすればよいかを具体的なプランを挙げて述べなさい。
2011(平成23)年度
奈良県における女性の就業率は全国で最も低くなっている一方、本県が平成21年に実施した県内在住の女性に対する就業等意識調査結果では、回答者の約8割が就業意欲を持っているということが明らかになった。このような現状を踏まえ、本県の女性就業率を高めるためには行政としてどのような方策が必要であるか、あなたの考えを具体的に述べなさい。
2010(平成22)年度
奈良県では、平城遷都1300年祭を契機として、観光の活性化に取り組んでいるところである。今後、より一層の奈良県の観光振興のためには行政としてどのような方策が必要であるか、あなたの考えを述べなさい。
2009(平成21)年度
戦後日本の社会保障は、長期雇用、年功的人事管理といった日本型雇用慣行を背景として展開されてきた。しかし、近年人口構造や労働環境など社会をめぐる環境は変化しており、その対応が求められている。このような現状を踏まえ、今日の社会保障制度にはどのような課題があり、今後どのような社会保障制度が望ましいのか、あなたの考えを述べなさい。
2008(平成20)年度
環境問題への効果的な取組みについては、行政が先駆的な役割を果たすだけでなく、企業や家庭などと連携し、環境配慮を取り入れた社会システムを実現することが必要である。このことを踏まえ、環境に配慮した社会システムとはどのようなものと考えるか、また、その実現のために県行政としてどのような取組みが必要か、あなたの考えを述べなさい。
2007(平成19)年度
奈良県の産業の活性化を図るためには、県としてどのような方策が考えられるか、県内産業の現状と課題について触れたうえ、あなたの考えを具体的な提案を一つ示して述べなさい。
Ⅰ種(大学卒業程度)警察行政の公表例題
- 問題形式:論文
- 試験時間:75分
- 文字数:800字程度
警察行政
※ 以下は奈良県が公表している例題です。過去問は公表されていません。
過去問を表示
解答例を読む
2025(令和7)年度
人口減少社会、急速な高齢化により地域コミュニティが希薄化するなど、地域社会が大きく変容している。このような地域社会において、奈良県警察がどのように取り組んでいくべきか、警察行政職という立場であなたの考えを具体的に述べなさい。
2024(令和6)年度・公表例題
警察行政職として働くにあたり、あなたが大切にしたいことは何ですか。警察行政職を目指す理由を踏まえて述べてください。
2023(令和5)年度 - 2020(令和2)年度・公表例題
奈良県警察では令和3年奈良県警察重点目標に「社会の変化に適応する警察基盤の確立」を掲げている。社会の変化に適切な対応をする上で警察行政職という立場でどのようなことに取り組んでいきたいのか。あなたの考えを具体的に述べなさい。
Ⅱ種試験の過去問
総合職・警察事務職
過去問を表示
解答例を読む
2025(令和7)年度
あなたが最近、他の人に対して、感謝の気持ちを抱いた体験について、述べなさい。また、その体験からどのようなことを学んだか、述べなさい。
2024(令和6)年度
これまでに最も努力したことと、そこから学んだことを述べ、そのことを今後、職員としてどのように生かしていきたいか述べなさい。
2023(令和5)年度
近年、新型コロナウィルス感染症の流行や甚大な自然災害など過去に例のない事象が発生しています。こうした状況を踏まえ、あなたがこの試験に合格し採用された場合に、取り組みたいことについて述べなさい。
出題傾向と頻出テーマの分析
奈良県庁の論文・作文試験では、一般的な社会課題をそのまま論じるのではなく、奈良県の行政課題に引き寄せて考える力が重要です。過去問を確認すると、自治体の重点施策や地域課題を踏まえたうえで、具体的な取組を述べる問題が多く見られます。
Ⅰ種・総合職(行政A)の出題傾向
- 頻出テーマ
公平公正な行政、地域福祉、女性就業率、南部・東部地域振興、企業誘致、観光・地域活性化など
- 設問の特徴
行政課題に対する考え方と、奈良県職員としての姿勢を問う問題が中心
- 答案のポイント
奈良県の地域差、人口動態、産業・観光資源を踏まえ、県としての政策判断を具体化する
Ⅰ種・行政Aの予想テーマ解答例
Ⅰ種・警察行政の出題傾向
- 頻出テーマ
地域社会の変化、警察行政職として大切にしたいこと、社会変化への対応など
- 設問の特徴
警察行政を支える職員としての役割や、県民の安全安心への関わり方が問われやすい
- 答案のポイント
治安・地域・県民対応・組織運営の視点を分け、警察官とは異なる行政職の役割を明確にする
Ⅰ種・警察行政の予想テーマ解答例
Ⅱ種試験の出題傾向
- 頻出テーマ
感謝した体験、努力したこと、採用後に取り組みたいことなど
- 設問の特徴
自己経験型の作文を通じて、人物面や職員としての適性を確認する形式が中心
- 答案のポイント
経験の説明だけで終わらせず、学びと奈良県職員としての行動につなげる
Ⅱ種試験の予想テーマ解答例
対策と勉強法のポイント
論点整理・文章構成のコツ
- 奈良県の課題に引き寄せる
出題テーマを全国的な一般論で終わらせず、自治体の施策や地域特性と結びつける
- 施策は具体的に書く
対象者、実施主体、支援方法、連携先、期待される効果まで整理する
- 制限時間内の構成を固定する
現状、課題、具体策、効果、職員としての姿勢の順にまとめる
- 受験区分ごとの役割を意識する
大卒・高卒・社会人・障害者対象など、区分ごとに求められる視点を答案に反映する
情報収集と自治体研究のポイント
奈良県庁の論文・作文対策では、奈良県公式HPに加えて、地域福祉、南部・東部地域振興、女性活躍、雇用、観光、企業誘致、警察行政などの施策を確認しておくことが大切です。奈良県は地域ごとに課題の性質が異なるため、県内地域の違いを踏まえて政策を考える視点を持っておくと、答案に説得力が出ます。
本番までの対策フロー
- 受験区分の過去問を読み、出題形式と頻出テーマを確認する
- 奈良県の施策を調べ、頻出テーマと関連する行政課題を整理する
- 各テーマについて、現状・課題・具体策・期待される効果を短くメモする
- 制限時間内に答案を書き、抽象論で終わっていないかを確認する
- 最後に、奈良県職員としてどのように貢献したいかが伝わる表現に整える
論文・作文試験を通じて問われるのは、知識だけでなく、社会を見つめる目と自らの考えを整理する力です。奈良県の未来を支える公務員としての第一歩に向けて、日々の努力がきっと実を結ぶことを願っています。焦らず、自分のペースで、丁寧に準備を進めていってください。
(過去問引用:奈良県公式HP)
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